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キャリア形成

2024年03月29日

営業経験があると転職が有利になるのはなぜ?企業に評価されやすい能力とは。

営業経験があると転職が有利になるのはなぜ?企業に評価されやすい能力とは。

基本的にどの企業にも存在する営業職。特別な資格やスキルは要らないため専門性が低そうに見えますが、実は最も「転職に有利な職種」だと言われているんです。今回は、営業職が転職に有利な理由と、企業からの評価が高まりやすくなるポイントを解説していきます。

第1章 営業職が転職に有利な理由

▼営業職が転職に有利な理由

 ・汎用的なスキル・能力が身につきやすい

 ・臨機応変な対応に慣れている

 ・実績を数字で示しやすい

営業で培った経験は、営業職だけでなく他の職種の選考でも有利に働くことが多め。マーケティング職や企画職では、求人で営業経験を必須としているケースもあります。では、なぜそこまで営業経験は転職に有利に働くのでしょうか?主な理由を3つ挙げてみました。

▼どの企業や仕事でも活かせるスキルが身についている

営業職は「顧客ニーズの把握」「商材の提案」「見積もり作成」「納品部署との連携」「アフターフォロー」…と、1つのプロジェクトを最初から最後まで見守ることが多い仕事です。業務の幅が広くなる分、いろいろな仕事で活かせる能力・スキルが獲得しやすいと言えるでしょう。また、どの仕事にも共通して必要となる「コミュニケーション能力」「プロジェクト遂行能力」「能動的に行動する姿勢」なども業務を通して自然と身につくため、さらに評価されやすくなるのです。

▼臨機応変な対応に慣れている

人を相手にする営業職は、「AIに代替されにくい仕事」だと言われています。その理由は、毎日決まった業務をコツコツこなすのではなく、それぞれの顧客の要望や状況にあわせて臨機応変に動くため。このような「人間でしかこなせない仕事」ができる人は希少性が高く、どの職種でも重宝されやすいのです。

▼実績を数字で示しやすい

営業職は「売上金額」や「売上目標の達成率」といった数字の目標を追うことが多め。そのため履歴書や職務経歴書を書く際に、自分の実績や能力を数字で示しやすいという特徴があります。やはり採用担当者は応募者の能力を実績で判断することが多いため、営業経験がある人は「〜〜を頑張った」「まわりからよく感謝された」といった抽象的なアピールに留まってしまう人よりも、信頼してもらいやすいと言えるでしょう。

第1章 営業職が転職に有利な理由

第2章 企業が欲しがる能力

企業から求められやすいのは、コミュニケーション能力・提案力・交渉力

採用選考で問われるスキルはその仕事のミッションや職場環境によって異なりますが、どの企業でも共通して求められやすいのが「コミュニケーション能力」「提案力」「交渉力」の3つ。それぞれどのような能力なのか、以下で解説していきます。

▼コミュニケーション能力

「コミュニケーション能力」とは、相手の言葉の意図を汲みながら、会話のキャッチボールを円滑に行う能力です。人との関係を構築する上で欠かせない能力のため、どの仕事でも求められやすいでしょう。営業職はまさしくコミュニケーション能力をフルに発揮する仕事であるため、「営業経験がある=一定のコミュニケーション能力がある」と評価されることも多いです。

▼提案力

「提案力」とは、相手が求めることや困りごとにあわせた解決方法を、魅力が伝わるように提示する能力です。営業職以外の仕事でも顧客や社内に向けてプレゼンを行うことはよくあるため、提案力がある方は好印象を与えやすいでしょう。

▼交渉力

「交渉力」とは、利害関係が一致していない相手に対し、お互いが納得できるポイントを探って調整する能力を指します。どの仕事でも、誰かと交渉や調整を行う機会は発生するもの。その際に本来の目的を見失わず、かといって自分の主張だけを押し付けることもなく対応できる方は大いに評価されるでしょう。営業職は交渉を行う頻度も高いため、テクニックが身につきやすいと言えます。

第2章 企業が欲しがる能力

第3章 採用担当者からの評価を高める方法

採用選考を突破する「正解の進め方」は、存在しない。

最後に、書類選考や面接で採用担当者からの評価を高めるポイントを解説します。結論から言うと、「採用選考でこんな言動をすれば確実に内定を獲得できる」といった絶対的な正解は存在しません。企業によって求める人物像は異なるため、それにあわせた対応が必要なのです。しかし、内定を獲得しやすくなるコツは存在しますので、ここでご紹介させていただきます。

▼自己分析

まずは、自己分析をきちんと行うこと。「前職をやめた理由」「転職先で叶えたいこと」「自分の強み」の3点を整理してみてください。また、この3点の辻褄が合っているかを確認してみましょう。自分の中で思考が整理されていると、面接での質問にもスムーズに答えることができます。また話に矛盾が出ることもないため、高評価となりやすいでしょう。

▼企業研究

もう1点が、企業研究をきちんと行うこと。先ほどの自己分析の結果を踏まえて、行きたい企業を選んでみてください。また求人票やホームページから「企業の特徴や強みは何か」「どんな顧客を相手にしているのか」「どのような人材が求められているか」などを把握しておきましょう。自己PRを考える際は、企業が求める人物像と乖離が生まれすぎないよう気をつけてみてください。

まとめ

今回は営業職が転職に有利な理由と、企業からの評価が高まりやすくなるポイントを解説しました。営業職は、あらゆる仕事で役立つさまざまな能力・スキルが身につきやすいのがポイント。そのため社会人としてもっと成長していきたい方、市場価値を高めたい方にもおすすめです。

この記事を読んで「一度営業職を経験しておきたい」「営業経験を活かせる転職がしたい」と思ってくださった方は、ぜひ営業職特化の転職エージェントへご相談を。丁寧なカウンセリングを行い、あなたの希望に沿った最適な求人をご紹介します。営業未経験の方も歓迎しておりますので、気になる方はぜひ気軽に無料会員登録を行ってみてください。

この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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