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未経験から不動産営業になるには?転職活動のコツをご紹介

不動産営業とは、その名のとおり土地や物件をお客様へ提案する営業職のこと。営業職の中でも特に高収入を目指しやすいと言われていますが、一方で「相当の知識や営業スキルがないと転職できなさそう」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし実際には、不動産営業は未経験からでも挑戦しやすいお仕事です。今回は、未経験の方に向けて「不動産営業へ転職するコツ」をご紹介します。

第1章 不動産営業の種類と仕事内容

不動産営業は、種類によって難易度が変わる

不動産営業にはいくつか種類があり、それぞれ仕事の難易度や給与形態、必要な知識が異なります。そこで、まずは不動産営業にはどのような種類があるのかをご紹介します。

◆不動産販売

不動産販売とは、自社で保有している土地や物件を販売する事業のこと。中でも「居住用」と「投資用」の大きく2種類に分かれます。

居住用不動産を扱う営業の場合、住宅展示場に来場いただいた方や、お問い合わせいただいた方への営業を行うことが多いです。不動産の詳細を説明し、成約へと導きます。また時々、住宅展示会などのイベントの企画を行うこともあります。

投資用不動産を扱う営業の場合、新規顧客を開拓するところからスタート。テレアポやダイレクトメッセージ、セミナーや交流会への参加などを通して、買い手を獲得していきます。

不動産販売は土地や住宅の販売を担うため、宅建資格(宅地建物取引士)を求められる場合もあります。未経験から挑戦するには、やや難易度が高めな仕事と言えるでしょう。その反面、1件あたりの単価が高いため、営業に対してインセンティブや歩合給を設けている会社が多数。成果を出すことができれば、高収入が狙えます。

◆不動産販売仲介

不動産販売仲介は、企業や個人に代わって不動産販売を行う事業。売り手と買い手をマッチングすることが営業のミッションです。具体的には、売り手と販売価格や時期を交渉し、買い手へとアプローチを行います。

買い手・売り手双方とコミュニケーションを取らねばならないのが、不動産販売仲介の難しさ。その分、「お客様と密な関係を築きたい」という方にはぴったりな仕事と言えます。また不動産販売と同様、成果の分だけインセンティブや歩合給を獲得できる企業が多いでしょう。仕事の難易度はやや高めですが、未経験OKで募集する企業も少なくありません。

◆不動産賃貸仲介

不動産賃貸仲介は、自社もしくは他社所有の賃貸物件を扱う不動産事業。住まいを借りたい方と貸したい方の仲介を担います。

営業は基本的に、店舗に訪れた方や問い合わせがあった方に対応。お客様の希望をもとに物件の選定・提案を行ったり、契約手続きをしたり、物件オーナーから情報収集したり…と、幅広い業務を行います。不動産賃貸仲介は、個人よりも店舗で目標達成を目指すケースが多め。また、未経験者を歓迎する企業が多いのも特徴です。

第2章 不動産営業の選考でアピールすべきポイント

不動産営業に大切なのは、目標達成の意識・関係構築力・責任感

前述のとおり、不動産営業は未経験から挑戦しやすい仕事です。とはいえ、転職を成功させるにはもちろん事前準備が不可欠。ここからは、選考でアピールすべきポイントを解説します。

▼目標に向けて努力する力

不動産業界は、提案力や情報収集力など、個人の頑張りが売上に影響しやすいのが特徴。そのため、選考の際も「目標達成の意識があるか否か」が重要な判断ポイントとなりやすいです。目標に向けて努力したエピソードや、目標達成した過去実績があれば、積極的にアピールしましょう。

▼コミュニケーションスキル

お客様だけでなく、物件の個人・法人オーナーや管理会社など、多くの人と関わるのも不動産営業の特徴。また単に物件を提案するだけでなく、価格や時期の交渉を行うこともあります。そのため「相手の言葉の意図を汲み取ることが得意」「積極的に人と話すタイプ」という方に向いていると言えるでしょう。

▼責任感の大きさ

特に不動産売買・売買仲介の営業は、1度取引したお客様からのリピートや紹介が次の取引に繋がることも多いもの。そのため「いかにお客様からの信頼を得られるか」がポイントとなります。また不動産は一生に一度の買い物となる方も多いため、ミスがないよう仕事を進めることも大切です。選考では、リーダーなど責任ある立場で活動した経験について話したり、人の人生に寄り添う覚悟があることをアピールしたりすると、良い印象を与えられるかもしれません。

第3章 不動産営業で活かせる資格

最後に、不動産営業で役立つ資格を5つご紹介します。もちろん不動産営業は資格を持っていなくても挑戦できる仕事ですが、資格を持っていると選考で有利になる場合も多め。また、資格の有無によって給与が変わる場合もあります。「確実に入社したい志望企業がある」「給与を上げたい」という方は、ぜひ資格取得にもチャレンジしてみてください。

【1】宅地建物取引士(宅建資格)

不動産業界の中で最もポピュラーな資格。不動産取引の専門家であることを示す国家資格です。「重要事項の説明」や「35条書面(重要事項書面)への記名」など宅建資格を持つ人にしか行えない業務もあるため、応募時に必須で求める企業もあります。

【2】ファイナンシャルプランナー

金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、家計に関わる幅広い知識を蓄えているのがファイナンシャルプランナー。国家資格と民間資格の両方が存在します。ライフプランの設計も行えるため、不動産営業でも役立ちます。

【3】不動産鑑定士

「不動産の適正な価値を鑑定する専門家」であることを示すのが、不動産鑑定士の資格。顧客からの「土地を売りたい・貸したい・贈与したい」といった要望に対し、価値判定や土地のコンサルティングを行うことができます。

【4】不動産コンサルティング技能士

「不動産の有効活用」や「投資」などの専門家であることを認定する資格です。この資格は、「宅地建物取引主任士登録者」「不動産鑑定士登録者」「一級建築士」のいずれかを持っており、現に従事している場合やこれから従事しようとしている方に受験資格が与えられます。

【5】マンション管理士

管理組合やマンションに関する知識を持ち、コンサルティングを行えることを証明する国家資格です。試験では、建物の維持や修繕、トラブル対処などの知識が求められます。

まとめ

今回は「未経験から不動産営業になるための転職活動のコツ」をご紹介しました。不動産は、お客様の人生を大きく左右する買い物。そのサポートを担うのが不動産営業です。そのため、本記事でお伝えした能力や資格も大切ですが、「誰かの人生を支えたい」という思いを持つ方にこそおすすめ。未経験からでも十分転職可能ですので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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