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営業と販売の違いって何?仕事内容や必要なスキルを分かりやすく解説。

営業と販売の違いって何?仕事内容や必要なスキルを分かりやすく解説。

営業職と販売職は、どちらも「商品やサービスを売る」という役割を担う職業。同じような仕事のため、区別しづらいという方も多いでしょう。ですが、実は営業と販売では細かい仕事内容や求められるスキルが少し異なります。今回は、それぞれの違いについて解説します。

また、営業への転職をお考えの方に向けた「内定が出やすくなる転職活動・面接のコツ」もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

第1章「営業と販売の違い」

▼営業と販売の主な違いは、「お客様の購入意欲」と「業務範囲」▼

営業と販売で異なる点はいろいろありますが、大きな違いは主に2つ。それが「お客様の購入意欲の有無」と「業務範囲の広さ」です。どのように違うのか以下で詳細に説明します。

【1】お客様の「購入意欲」の有無

まず大きく違うのが、相手にするお客様。

販売は、その商品やサービスに何かしら興味を持って来店されたお客様へ対応するのがほとんど。一方営業は、もともと商品に興味がない方、購入意欲がない方への提案も行います。

何となく「販売は店頭に立っている人で、営業は外回りをする人」というイメージがあるかと思いますが、これもお客様の種類が違うから。販売はお客様側から店舗などに来てくれますが、営業はお客様へのアプローチから行う必要があるため、客先へ訪問しているのです。

営業は自分からお客様へ売り込むため、自身の所属する企業名や名前、身分を明かして、お客様への営業活動を行いますよね。これも、購入意欲がない方に対して能動的に活動し、購入意欲を持ってもらうために必要だからなのです。

※ただし、すでに購入意思があるお客様に対応するタイプの営業職もあります(「反響営業」「ルート営業」など)。営業にもいろいろな種類がありますので、気になる方はこちらの記事をご覧ください。(「営業とは、どんな仕事?」を徹底解説)

【2】「業務範囲」の広さ

2つ目の違いは、業務範囲。販売よりも営業の方が業務範囲が広くなる傾向があります。

販売の仕事の流れは想像がつきやすいと思いますが、来店されたお客様に商品・サービスの説明をした後、お会計の対応をしたら任務完了。

しかし、営業の場合は下記のようなステップを踏むことが多いです。

<営業職 一般的な業務フロー>

▼見込み顧客の創出

・テレアポ/メール ・飛び込み訪問 ・紹介/クチコミ ・チラシ/広告など

▼アポイント獲得・調整

・問い合わせ対応 ・商談の日程調整

▼商談

・商品やサービスの紹介説明 ・価格交渉 ・納期調整 ・企画書/見積書作成

▼受注・契約

・契約や発注書の取り交わし 

▼商品の納品・配送

・配達 ・納品への立ち合い ・納品確認

▼アフターフォロー

・商品やサービスの使用状況確認 ・サポート対応

▼リピート発注など

・定期訪問 ・商品メンテナンス ・追加商材の提案など

営業も販売も「商品を売って、利益を出すこと」がゴールですが、営業の場合、商品へ興味を持ってもらう前の段階から、売った後のアフターフォローまで、お客様に長く寄り添います。そのため仕事内容も大きく変わってくるのです。

第2章「それぞれに求められるスキル」

営業は、”販売の延長線上にある仕事”とも言えます。

営業も販売も人と関わることが多いため、「人と話すことが好きな方」は共通して適性があると言われています。その一方で、第1章でお伝えしたような仕事内容の違いもあるため、求められるスキルも多少変わってくるもの。

以下では、それぞれどんなスキルが必要とされるのか詳しく解説します。

<販売に求められるスキル>

・コミュニケーション能力

・丁寧な対応をする礼儀正しさ

・真面目で素直な従順さ

・商品知識

販売職は、すでに購入意欲が高い状態のお客様へ対応することが多いです。お客様自身で欲しいものが決まっていることがほとんどのため、質問や相談に的確に答えたり、マニュアル通りに丁寧な対応をしたりすると、満足していただきやすいでしょう。

そのため、お客様の言葉の意図を汲み取って会話するコミュニケーション能力や、丁寧な言葉遣いや所作、お店のルールやマニュアルに従って行動する真面目で素直な従順さ、商品知識などがあると活躍できます。

<営業に求められるスキル>

・コミュニケーション能力

・課題発見力

・プレゼンスキル

・協調性、チームワーク 

販売職に対して営業職は、お客様の購入意欲が低い状態から、商品を買ってもらえる状態まで引き上げるのが大きなミッション。その分、販売よりも求められるスキルや難易度も高くなります。

具体的に言うと、ただ「この商品がおすすめですよ」とプレゼンするのではなく、まずはお客様が抱えている課題を引き出し、解決させたいと思わせる提案をすることが必要。そのためには課題を発見する力や、商品を使って課題を解決させたいと思わせるプレゼンスキルが求められるでしょう。

と言っても、やはり新人の頃は受注に結びつかないことも多く、チーム制を敷いてお互い助け合いながら営業活動を進めていく会社も多数存在します。そのため、仕事仲間との仲を深めたり、困った時には上司や先輩を頼ったりするチームワークがあると早期活躍が見込めます。

もちろん販売職と同じく、会話の中でお客様の困りごとやニーズを汲み取るコミュニケーション能力があると、大いに仕事に役立ちます。そのため販売の経験を活かして営業へ転職する方も、実はとても多いです。

第3章「営業への転職のコツ」

▼成功の鍵は、過去の経験や適性をアピールしつつ、成長意欲を見せること▼

この記事を読む方の中には、未経験から営業職へ転職したいと考えている方も多いのではないでしょうか。第1章・第2章の内容を踏まえて、書類選考や面接時のコツを解説していきます。

【1】「営業職の適性がある」ことをアピールする。

営業で最も重視されるのは、コミュニケーション能力です。普段の生活や前職の仕事でも人と会話する機会は多くあったと思いますので、その点は大いにアピールしていきましょう。

特に「友達の相談によく乗っていた」「販売・接客の経験がある」「人から親しまれやすい性格だ」といった点は、企業側の高評価に繋がる可能性が高いです。

【2】営業の仕事を理解し、成長意欲を見せる。

第2章でお伝えしたとおり、営業は販売職よりも難易度が少し高めな仕事。そのため過去の経験を活かして転職するとしても、「新しいスキルや知識を身につけていく意欲がある」という姿勢はきちんと示したいものです。「受け身ではなく能動的に行動していきたい」「売上に貢献したい」といった意欲をアピールすると、好意的に受け入れてもらいやすいでしょう。

まとめ

本記事では、営業と販売の違いについて解説しました。目指すゴールは営業も販売も同じですが、お客様の種類や仕事内容にはかなり違いがあるもの。それぞれの相違点をしっかり理解しておくと、転職活動がスムーズに進むだけでなく、転職後もギャップなく活躍することができると思います。本記事を、今後の仕事人生の参考にしていただけると幸いです。

この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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