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営業職についての理解

2025年04月27日

【高年収?】商社営業の仕事内容と向いている人の特徴、転職のコツを紹介

【高年収?】商社営業の仕事内容と向いている人の特徴、転職のコツを紹介

商社営業の名前は聞いたことがあっても、具体的な仕事内容まで知っている方は少ないのではないでしょうか。

商社営業は、国内外から原材料や製品を仕入れ、顧客へ販売するのが仕事です。

本記事では、商社営業の仕事内容や勤めるうえでのメリット・デメリット、転職のコツを解説します。商社営業の仕事をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

【わかりやすく】商社営業とは?取引を仲介する仕事

【わかりやすく】商社営業とは?取引を仲介する仕事
商社は、企業と企業の間に入り、製品や原材料などの取引を仲介する仕事です。

営業職は、実際に企業へ訪問して契約や受注を取り付けたり、製品や原材料を手配したりします。

商社営業を一言で表すと、「頼れるなんでも屋さん」です。

既存顧客や新規顧客への一般的な営業に加えて、仕入れ先の確保や市場分析などの幅広い業務をこなします。

総合商社と専門商社の違い!扱う商品が異なる

総合商社と専門商社の違い!扱う商品が異なる
総合商社と専門商社の違いは、取り扱う商品の内容です。

総合商社は、あらゆる分野の商品を取り扱い、専門商社は、特定分野の商品を専門的に取り扱います。

例えば、総合商社は、食料品や自動車、機械部品、化学製品、ミサイルなど、実に幅広く幅広く取り扱っています。

一方、専門商社では、鉄鋼や半導体、食料品など特定分野に特化した商品を取り扱い、取引先も特定の業界に限られている点が特徴です。

ただし、専門商社のなかには、特定領域の商品が事業の50%以上を占めているのみで、その他の分野も手がけている場合もあります。

また、総合商社の営業は、それぞれ担当する領域を振り分けられるため、実際の業務では専門性の高い知識が必要です。

商社営業とメーカー営業の違い!自社製品かどうか

商社営業とメーカー営業の違い!自社製品かどうか
商社営業とメーカー営業の違いは、自社製品を持っているか否かです。

商社営業は、自社製品を持っておらず、調達先から仕入れる必要があります。販売先となる顧客のニーズに合わせて、必要な商品を安く仕入れ、高く販売することで収益をあげます。

一方、メーカー営業は、商品を自社で開発します。開発に必要な部品・パーツを仕入れて、自社でさまざまな製品を製造して販売先へ提供します。

商社は仕入れた商品や原材料をそのまま販売先へ流しますが、メーカーでは自社開発による付加価値をつけて販売先へ提供する点が大きな違いです。

商社営業は何をする?4つの仕事内容

商社営業は何をする?4つの仕事内容
次に、商社営業の仕事内容を4つ解説します。

  • 市場調査
  • 販売先・仕入れ先への営業、ネットワーク構築
  • 販売までの手配
  • 市場開拓などの支援

商社営業の仕事内容を知れば、業務のイメージが持ちやすく、転職する際の指標になります。商社営業の仕事に興味のある方はぜひ参考にしてください。

市場調査

商社営業は、取引先が欲しがっている商品を仕入れて提供する仕事です。そのため、顧客が欲しがっている商品が、どのように流通しているか、市場調査が必要です。

  • どのような需要が発生しているか
  • メーカーが何を売りたがっているか
  • 価格帯はどれくらいか

上記のように、価格や流通動向などを調査しなければ、販売先のニーズに合わせた調達ができません。

また、価格よりも安く仕入れなければ、自社の収益にならないため、価格動向や購入時期を見極めるための市場調査も必要です。

販売先・仕入れ先への営業、ネットワーク構築

商社営業は、仕入れ先や販売先などのネットワーク構築も担当します。

商品の仕入れや販売には、当然顧客となる仕入れ先・販売先が必要です。

紹介してもらったり、イベントや展示会に参加して、自社の魅力を伝えながら人脈を築いていきます。

また、既存の取引先との定期的な顔合わせをするルート営業もあります。現状の報告や新たなニーズがないかのヒアリング、売上目標に応じた今後の計画の立案などが主な業務です。

販売までの手配

販売までの手配
商社営業は、顧客から受注を得た後に、実際に商品を調達して販売する手配も引き受けます。

取引先の注文に応じた数量や価格に合わせて商品や原材料を調達し、実際に手配するための運送や通関手続き、決済も担当します。

市場開拓などの支援

商社営業は、ただ取引の仲介業務だけを行うわけではありません。

顧客の要望をもとに、以下のような支援を行います。

  • 新たな市場の開拓
  • 資源開発
  • 子会社設立
  • DX推進
  • 新規事業の立ち上げ

顧客のあらゆる課題を汲み取り、解決まで導くのが商社営業の目的です。

【商社営業の給料】平均年収は高い

【商社営業の給料】平均年収は高い
職業情報サイト「job tag」によれば、商社営業の平均年収は579.5万円でした。同サイトに掲載されている他業界の営業職の平均年収は、以下のとおりです。

職種 平均年収
広告営業 579.5万円
住宅・不動産営業 579.5万円
自動車営業 533.5万円
OA機器営業 533.5万円
保険営業 469.2万円

参照:job tag

上記から分かるとおり、商社営業の平均年収は比較的高いといえます。

商社営業の魅力!仕事のやりがい3つ

商社営業の魅力!仕事のやりがい3つ
ここからは、商社営業のやりがいを3つ紹介します。

  • さまざまな知識が身につく
  • 商談スキルが身につく
  • 高い年収が期待できる

商社営業で働くメリットを知りたい方も多いと思います。それぞれ解説するので、転職する際の参考にしてください

さまざまな知識が身につく

商社営業は、仕事柄常に情報をかき集めるため、自然とさまざまな知識が身に付きます。

例えば、仕入れのために市場調査を行う際は、商品価格や需給の変動要因や市場全体のテーマなどを把握します。

BtoBの取引を仲介するため、個人消費者向けの市場ではあまり知る機会の少ない、法人向けの情報に多数触れるため、幅広い知識が身に付きます。

また、商社営業はコンサルティングや市場開拓の支援などを担当する場合もあります。

他の営業職と比較して、さまざまな案件を取り扱えるため、成長しやすいのもメリットです。

商談スキルが身につく

商社営業は商談数が多いため、商談スキルが身に付きます。

商社営業は取引先企業や仕入れ先企業の双方と商談するため、さまざまなシチュエーションの、それぞれの商談に適した提案が欠かせません。

仲介してどれだけ利益を残せるかを追いかけつつも、顧客のビジネスの成長にもつながる取引となるように試行錯誤していくと商談スキルも自然と身に付きます。

また、商社の取り扱う案件は規模が大きいものが多いため、商談に参加するだけでも大きな経験となるでしょう。

商談スキルは他業界に転職する際にも役立つため、キャリア形成しやすいのもメリットです。

高い年収が期待できる

商社営業の年収は、平均年収と比較して高い場合が多いです。

商社の売上規模が大きくなるにつれ、年収も高くなる傾向があり、総合商社であれば平均年収は1,000万円を超える場合もあります。

さらに、海外に支店のある商社では、国内の需要が落ち込んだ場合でも、海外支店からの利益があるため、給与が落ちづらく、年収を高いまま維持できます。

年収が高ければ、仕事に対するモチベーションも維持しやすいでしょう。

商社営業はきつい?仕事の大変さ3つ

商社営業はきつい?仕事の大変さ3つ
続いては、商社営業で働くデメリットも3つ紹介します。

  • 仕事量が多い
  • 異動や転勤が多い
  • 自己管理が大変

商社営業には、やりがいだけでなく大変さもあります。デメリットを正しく理解すれば、転職する際の指標となるため、ぜひ参考にしてください。

仕事量が多い

商社営業は、仕事量が多くなりやすいです。

  • 市場調査
  • 仕入れ先・販売先との打ち合わせ
  • 調達と手配
  • プレゼン資料の作成

営業に必要な準備に加えて、市場調査が必要であり、さらに仕入れ先と販売先の2つの顧客を抱える点も仕事量が多くなる理由です。

しかし、メリットでも挙げたとおり、幅広い業務を担当できるため、成長しやすいのも事実です。キャリアアップのために成長したいと考えている人にとっては、むしろメリットかもしれません。

異動や転勤が多い

商社営業は、異動や転勤が多いです。

商社はさまざまな場所に支店をおいているため、必然的に転勤が多くなります。海外に支店をおいている商社では海外転勤の可能性もあります。

同じ勤務地に長く居たい人にとっては、デメリットに感じるでしょう。

自己管理が大変

商社営業は、自己管理が大変といわれる職種です。

取引先との付き合いが多いため、終業後もプライベートな時間を確保することが難しいかもしれません。また、休日に取引先とのゴルフや飲み会などが組まれる場合もあります。

顧客関係を築くために必要とはいえ、自分の時間を確保したいと考える人にとってはデメリットに感じるかもしれません。

商社営業に向いている人の特徴3つ

商社営業に向いている人の特徴3つ
ここからは、商社営業に向いている人の特徴を以下3つにまとめて紹介します。

  • 仕事に情熱を持って取り組める
  • 人を巻き込む力がある
  • スケールの大きなビジネスに興味がある

商社営業に興味のある方は、上記を参考にして自身の適性を判断してみてください。

仕事に情熱を持って取り組める

仕事に情熱を持って取り組める人は、商社営業がおすすめです。

商社営業は、単なる販売業務ではなく、法人と法人の間を取り持つ仕事です。

企業の生産活動には商社営業の存在が欠かせず、世の中に出回っているモノやサービスの源泉となっていると言っても過言ではありません。

そのため、自分の仕事が社会を支えていることに対して、情熱を持って取り組める人にとっては、商社営業はやりがいを感じやすい仕事でしょう。

人を巻き込む力がある

人を巻き込む力がある人も、商社営業がおすすめです。

商社営業の業務には、顧客の要望に応えるだけでなく、顧客のパートナーとして新しいビジネスを立ち上げることもあります。

なかには商社営業が主体となって、新しいビジネスを作っていく場合もあるでしょう。

その際、自社で抱えるネットワークや仕入れ先・販売先、社内メンバーなどさまざまな人を巻き込む力が必要です。

自身の持つ周囲を巻き込む力によっては、各企業のポテンシャルを最大限に活かしたプロジェクトを進められるかもしれません、

スケールの大きなビジネスに興味がある

商社営業は、スケールの大きなビジネスに興味がある人におすすめです。

商社営業で携わる取引は、その他の仕事とは規模の桁が違うことも多いです。大手商社の扱う案件では、数億から数十億となる場合もあるでしょう。

また、このような規模の大きさになると、世界経済や各国の政治情勢、最新の技術トレンドなども関わってきます。

自身の仕事を通じて、世界規模の動向を意識する仕事は商社営業以外にあまりないでしょう。

規模の大きなビジネスに携わりたい人にとって、商社営業でしか経験できないスケールの大きさは魅力に感じるかもしれません。

商社営業に必要な4つのスキルとは?

商社営業に必要な4つのスキルとは?

この章では、商社営業として活躍するために必要なスキルを4つ紹介します。

  • 業務遂行能力
  • 行動力
  • 課題解決力
  • 語学力

事前に上記スキルを身につけておけば、転職活動も有利になります。それぞれ詳しく解説します。

業務遂行能力

商社営業では、高い業務遂行能力が求められます。

企業と企業の仲介をして必要な商品を正確に調達・手配するためには、さまざまなプロセスを踏む必要があります。

手配中にトラブルが発生したり、注文どおりに手配できなかったりなどの事態に見舞われる可能性も少なくありません。

このような状況下でも、顧客のニーズに応えるべく、依頼された業務を最後までやり遂げる力が商社営業には必要です。

行動力

商社営業では、行動力も重要です。具体的には、収益を生み出す商材を見つけたり、新しい取引先との契約を結んだりなどです。

既存顧客との取引を続けるだけでは現状維持になってしまいます。

  • 〇〇の材料を安定的に仕入れたい
  • 自社生産した製品を広めたい

このような企業のニーズを拾い上げて、需要と供給をマッチさせ、自らビジネスを生み出す意識が商社営業には求められます。

課題解決力

課題解決力
商社営業では、課題解決力も求められます。商品の調達と販売は、ニーズに応えるだけではなく、取引先の課題解決にもつながります。

例えば、特定の原材料の供給が不安定で生産活動が変動してしまう企業に対して、自社のネットワークを活かして調達ルートを提案できれば、顧客の経営状況も安定します。

このように商社営業は、顧客の課題解決の観点から、調達と販売に取り組むことが求められます。

語学力

商社営業には、語学力が求められる場合があります。

商社営業では、手配する商品の仕入れ先が海外になる場合、商談から契約交渉、プレゼンテーションなどで自分の意見を伝えたり、相手の意図を正確に理解したりできる語学力が必要です。

大手総合商社の場合、取引の約半分は海外で行われるといわれています。

商社営業へ転職する3つのコツ!

商社営業へ転職する3つのコツ!最後に、商社営業へ転職する3つのコツを解説します。

  • アピールできる強みや専門性を養う
  • 話は簡潔にわかりやすく
  • 転職エージェントを活用する

商社営業は、業界未経験でも転職が可能です。ただし、総合商社は幅広い業務を能動的にこなす能力が求められるため、中途採用は狭き門であるといえるでしょう。

どうすれば商社営業へと転職ができるのか、それぞれ詳しく解説します。

アピールできる強みや専門性を養う

商社営業への転職では、アピールできる強みや専門性を養うことが重要です。

商社営業は、担当分野に関しての深い見識・知識が求められます。そのため、選考でも「自身の強みは何か」「専門分野は何か」に注目が集まるでしょう。

現時点でアピールできる強み・専門性がない方は、現職で「自分といえばコレ」といえる知識や経験、実績を積んでみるのをおすすめします。

話は簡潔にわかりやすく

商社営業への転職では、簡潔にわかりやすい話し方も重要です。商社営業は顧客や取引先と密に関わるため、コミュニケーション能力は何より重視されます。

面接の際は、聞かれた質問に対して的確かつ分かりやすく答えられるよう準備しておきましょう。

「結論から話す」「深掘りされてもスムーズに応答できるよう、志望動機や実績はさまざまな角度からブラッシュアップする」などを意識してみてください。

転職エージェントを活用する

商社営業へ転職するなら、転職エージェントを活用しましょう。

商社営業は人気の仕事であり、競争率も高いため、入念に準備を進める必要があります。

転職に慣れていない方や、不安がある方は“転職のプロ”である転職エージェントの活用を検討してみてください。

転職にあたって自分に足りない知識や身につけておきたいスキルなど、プロの目線から的確なアドバイスを受けられます。
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まとめ|商社営業への転職ならhape Agentへ相談!

まとめ|商社営業への転職ならhape Agentへ相談!
本記事では、商社営業の働き方や平均年収、仕事の魅力などを解説しました。

商社営業はスケールの大きなビジネスに携われて、高年収も期待できる職種です。

ただし、転職市場でも人気が高いため、商社営業で働きたい方はじっくり転職活動を進めなければなりません。

hape Agentは営業職に特化した転職エージェントであり、商社営業への転職支援体制も整っています。

商社営業へ転職するために、何からすればよいかわからない方は、hape Agentへお気軽にご相談ください。
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この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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