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営業職についての理解

2025年01月02日

【きつい?】住宅営業の仕事内容3選|向いている人の特徴と年収を解説

【きつい?】住宅営業の仕事内容3選|向いている人の特徴と年収を解説

「住宅営業ってどんな仕事?」

「住宅営業に向いている人は?」

「一生に一度の買い物」とも言われる家の購入に寄り添う住宅営業。お客様自身やそのご家族の人生に大きな影響を与える、やりがいある仕事です。

本記事では、住宅営業の詳しい仕事内容や得られるスキル、向いている人の特徴などを紹介していきます。

住宅営業への転職活動を行う際のポイントも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

何をする?住宅営業の仕事内容3つ

何をする?住宅営業の仕事内容3つ
まずは、住宅営業の基本的な仕事内容を以下3つに分けてご紹介します。

  • 集客と問い合わせ対応
  • 打ち合わせと商談・契約
  • 施工と引き渡し・アフターフォロー

それぞれ詳しくみていきましょう。

仕事内容①集客と問い合わせ対応

住宅営業の最初の業務は、集客と問い合わせ対応です。モデルハウスや住宅展示場イベントに来た顧客対応や、Webサイトからの問い合わせの対応をします。

すぐに購入を検討している人や2~3年後を見据えている人など、住宅購入のタイミングは顧客ごとにさまざまです。

そのため、顧客の温度感や予算、ニーズを具体的にヒアリングしたうえで最適な提案が求められます。

また、最初の印象は会社全体のイメージにもつながります。長期的な信頼関係を構築するためには、顧客が安心する接客が欠かせません。

仕事内容②打ち合わせと商談・契約

集客と問い合わせ対応の次は、打ち合わせと商談・契約です。購入の意思がある顧客に対して、間取りやデザイン、予算、施工スケジュールなどを提案していきます。

住宅購入は、一生に一度とも言われる大きな買い物です。引き渡し後に顧客が後悔してしまわないために、より具体的なヒアリングが求められます。

高額な買い物のため、顧客は少しでも疑問が残れば不安に感じてしまいます。

常に不安やわからないことがないか、細かくコミュニケーションを取りながら打ち合わせを進めることが大事です。

また、見積書や契約書の内容はわかりやすく丁寧に説明することが大切です。

仕事内容③施工と引き渡し・アフターフォロー

最後の業務は、施工と引き渡し・アフターフォローです。営業は、顧客対応だけでなく施工会社とのコミュニケーションも必要です。

顧客のニーズを素早く正確に施工側へ伝え、工事をスケジュール通りに進めなければなりません。

納期遅れは、顧客にも迷惑がかかってしまうため注意が必要です。完成後の引き渡しでは、家の使い方やメンテナンス方法を丁寧に説明します。

また、定期的な点検や顧客からの問い合わせ対応などのアフターフォローも行い、信頼関係を維持することで、新たな集客にもつながります。

何を売る?住宅営業の種類3つ!

何を売る?住宅営業の種類3つ!
住宅営業で売る商品は主に以下の3つです。

  • 注文住宅営業
  • 建売住宅営業
  • リフォーム営業

同じ住宅でもそれぞれで顧客ニーズや提案内容は異なります。順番に詳しくみていきましょう。

種類①注文住宅営業

注文住宅営業は、住宅を新たに建てたいお客様に対応する営業です。

まずはお客様に理想のライフプランを伺い、それをもとに家の間取りやデザインなどを提案して形にしていきます。

その後、設計・施工に入り、建築士や施工管理と連携して工期や予算を管理しながらお客様の要望に沿った家が完成するように指示・調整をします。

住宅メーカーは引き渡しから10年間は修繕などのアフターケアを行うことが法律で義務化されているため、入居後もお客様との付き合いが長く続きます。

仕事の幅が広いのが、注文住宅営業の特徴です。

種類②建売住宅営業

建売住宅営業は間取りやデザイン、設備などが決まっている住宅を販売する営業です。

一般的にはモデルハウスなどの展示場で集客を行い、興味を持ってくれたお客様へ物件の魅力をアピールして購入につなげます。

建築済みの物件を案内することがほとんどのため、注文住宅と比べると業務幅が狭めで営業に注力しやすい仕事といえます。

種類③リフォーム営業

リフォーム営業は住宅のリフォームを提案する営業です。

企業にもよりますが、リフォーム営業はテレアポや訪問などの新規開拓から行うことも多いです。

問い合わせ対応後は注文住宅と同様にお客様の要望をもとにリフォーム箇所やデザインなどを決定し、施工担当者と連携しながら工事を進めていきます。

リフォームには家全体の改築や増築といった大規模な案件から、外壁の塗り替えなどの小規模なものまで幅広くあるため、予算や工期は案件により大きく異なります。

住宅営業の年収!高年収も狙える

住宅営業の年収!高年収も狙える
求人ボックスによると、住宅営業の平均年収は432万円です。営業職の平均年収は414万円となっているため、住宅営業の年収は相場と同等といえます。

ただし、上記はあくまで平均です。大手のハウスメーカーでは以下のような平均年収となっています。

企業名 平均年収
大和ハウス工業 964万円(※1)
積水化学工業 912万円(※2)
住友林業 914万(※3)

(※1)第85期有価証券報告書2023年4月1日~2024年3月31日
(※2)第102期有価証券報告書
(※3)第84期 有価証券報告書

住宅営業はインセンティブを設けている企業が多いため、実績次第では高年収も稼げます。

住宅営業は楽しい?3つのやりがい

住宅営業は楽しい?3つのやりがい
ここからは、住宅営業のやりがいを3つに分けて紹介していきます。

  • お客様と深い付き合いができる
  • 住宅購入の知識が身につく
  • 成績次第で高年収を稼げる

住宅営業への転職を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

やりがい①お客様と深い付き合いができる

住宅営業には、顧客の人生のなかの大きな決断である家づくりに携わるため、深い付き合いができる魅力があります。

家づくりにはライフスタイルについてもヒアリングするため、必然的に顧客の日頃の様子も伺うことになります。

他業界の営業職では築けない関係を顧客と構築できる点は大きなやりがいにもなるでしょう。

また、引き渡し後のアフターフォローでも顧客の姿を伺えます。営業と顧客の関係を超えて、幸せをサポートできるのは住宅営業ならではといえます。

やりがい②住宅購入の知識が身につく

住宅営業には、住宅購入の知識が身につく点もメリットです。

住宅を扱う仕事であるため、土地・建築に関する法律や施工についての知識が身につきます。

働きながら宅建資格を取得する方も少なくありません。

住宅ローンの組み方や、ライフプランにあわせた資産運用の方法、税金対策などもお客様に提案するため、深い金融知識も身につくでしょう。

身についた知識は自身や家族が住宅を購入する際にも役立ちます。

やりがい③成績次第で高年収を稼げる

住宅営業は、成績次第で高年収を稼げる点もやりがいの1つです。

住宅営業は商品単価が高額なため、成約のインセンティブも大きくなりやすいです。成績によって昇進すればベース給与も高くなるため、さらに高い年収も狙えます。

住宅営業には顧客対応から商談、施工会社との打ち合わせなど、営業職に必要なさまざまなスキルが詰まっています。

住宅営業で高年収を稼ぐことができれば、営業としてのキャリアに役立つスキルや知識も身につけられるでしょう。

住宅営業はつらい?3つの大変さ

住宅営業はつらい?3つの大変さ
住宅営業には大変さやきつさもあります。ここでは以下の3つに分けて、住宅営業の大変さを紹介していきます。

  • 大変さ①ノルマが厳しい
  • 大変さ②断られやすい
  • 大変さ③休日出勤が多い

それぞれ詳しくみていきましょう。

大変さ①ノルマが厳しい

住宅営業には、ノルマが厳しいという大変さがあります。

多くの企業が住宅営業において売上や商談数などのノルマを課しています。住宅営業のノルマは会社の売上目標や市場の動向に応じて設定されますが、達成するのが難しい場合も少なくありません。

契約1件の単価が高い分、成果が出ないと収入に直結するため、プレッシャーを感じることもあります。

また、ノルマ達成のためにスケジュールを詰め込み、集客や商談に多くの時間を費やす必要があるため、精神的に負担がかかる場合もあります。

大変さ②断られやすい

住宅営業には、断られやすいといった大変さもあります。

住宅は多くの人にとって人生最大の買い物であり、慎重に検討する顧客が多いため、商談がうまく進まないケースが多いです。

顧客から「もう少し考えたい」「他社と比較している」と言われ、契約まで至らないことが多々あります。

特に価格やプランの希望が合わない場合や、競合他社との差別化が十分に伝わらなかった場合に断られるリスクが高まります。

断られることが続くと、成績を懸念してメンタル的に辛くなる場合もあるでしょう。

大変さ③休日出勤が多い

住宅営業には、休日出勤が多いといった大変さもあります。

住宅営業は顧客が休日にモデルハウスを訪れることが多いため、週末や祝日の出勤が必要になる場合が多いです。

特に住宅展示場や見学会のイベントがある際には、ほぼフルタイムで稼働します。休日出勤が多いと家族や友人と過ごす時間が制限され、プライベートの予定を立てにくいことからストレスを感じることがあります。

住宅営業に集中したい場合は日々の生活サイクルも仕事に合わせることが必要です。

活躍できる?住宅営業に向いている人4選

活躍できる?住宅営業に向いている人4選
ここからは、住宅営業に向いている人を4つにまとめてご紹介していきます。

  • コミュニケーションスキルが高い人
  • 人生のイベントに携わりたい人
  • 住宅に関する学習が好きな人
  • 段取りや準備が丁寧な人

自身の個性や性格などと照らし合わせながら参考にしてみてください。

コミュニケーションスキルが高い人

コミュニケーションスキルが高い人は、住宅営業に向いています。

住宅営業は、お客様の希望を引き出し最適な提案を行うため、高いコミュニケーションスキルが不可欠です。

また、初対面の顧客とすぐに信頼関係を築くことも重要です。商談では、お客様が抱える不安や悩みに寄り添い、安心して契約できるような対応が求められます。

施工会社やメーカーなどの関係者との調整も多いため、場面に応じた対応力も必要です。

どのような相手に対しても的確でわかりやすいコミュニケーションが取れる人は住宅営業も活躍しやすいです。

人生のイベントに携わりたい人

人生のイベントに携わりたい人も住宅営業に向いています。

住宅営業はお客様がその後何十年と暮らしていく住まいを提案します。

言い換えれば、お客様と何度も話し合いを重ね、その先の人生を見据えながら理想の家を一緒に作っていく仕事です。

責任もやりがいも大きな仕事であるため「お客様に深く関わりたい」「影響力の大きな仕事がしたい」と考えている方に向いています。

住宅に関する学習が好きな人

住宅に関する学習が好きな人も住宅営業に向いています。

特に注文住宅の営業は、一般的な営業活動に加えて、建築士や施工管理との連携スケジュールや予算管理、ローンや保険など幅広い業務をこなします。

このような知識やスキルはすべて住宅に関連するものであり、身につければ自身が家を購入する際にも役立ちます。

また、他社の営業職でも住宅の専門家として活躍できるかもしれません。

営業スキルだけでなく法律や金融などの住宅関連の知識・スキルも習得したい方におすすめです。

段取りや準備が丁寧な人

段取りや準備が丁寧な人
段取りや準備が丁寧な人は住宅営業に向いています。

住宅営業は完成までのスケジュール管理や予算管理の徹底が欠かせません。

お客様の希望入居日や予算から逆算して、複雑な工程を進めるため、誰かの指示を待つのではなく、自ら段取りを考えて行動に移せる方は活躍できるでしょう。

また、段取りや準備が丁寧な営業はお客様からの信頼を得やすく、成約につながる可能性も高いです。

タスク管理が得意で、効率的に仕事を進められる人や細かい作業を苦にしない人に最適な仕事です。

住宅営業への転職を成功させるポイント4つ

住宅営業への転職を成功させるポイント4つ
最後に、住宅営業への転職を成功させるポイントを4つに絞ってご紹介していきます。

  • 志望動機を明確にする入れる
  • 研修制度のある会社を選ぶ
  • 資格を取得しておく
  • 転職エージェントを活用する

住宅営業へ転職したい方はそれぞれのポイントを参考にしてみてください。

ポイント①志望動機を明確にする入れる

住宅営業への転職では、志望動機を明確にすることが大事です。

住宅営業はやりがいが大きい反面、責任感や精神的な大変さをともないます。誰でもすぐ活躍できるとは限らず我慢が必要な時期が続く可能性もあります。

転職時には、住宅営業特有の大変さを理解してでもチャレンジしたいという明確な動機が欠かせません。

「人と接する仕事がしたい」「家づくりを通じてお客様の夢を実現したい」など、なぜ他の営業ではなく住宅営業の仕事がしたいのかを深掘りしてみるとよいでしょう。

ポイント②研修制度のある会社を選ぶ

住宅営業へ転職する際は、研修制度のある会社を選ぶことも大事です。

住宅営業は専門知識やスキルが求められる職種のため、研修制度が充実している会社を選ぶことで未経験からでも早期に活躍できます。

建築や不動産に関する基礎知識だけでなく、営業のノウハウや商談の進め方などを体系的に学べる環境があると安心です。

また、研修では社風や価値観も体感できるため、はやく職場に馴染めるといったメリットもあります。

ポイント③資格を取得しておく

ポイント③資格を取得しておく
住宅営業へ転職する際は、事前に資格を取得しておくとよいです。

宅地建物取引士(宅建)やファイナンシャルプランナー(FP)などの資格があれば、営業時にお客様からの信頼を得やすくなります。

また、資格は転職活動の際にスキルの証明にも役立ち、書類選考や面接で有利に働きます。

未経験者でも資格を取得しておくことで専門知識をアピールできるため、住宅営業への転職の成功率が高まるでしょう。

ポイント④転職エージェントを活用する

住宅営業へ転職する際は、転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントを利用することで、住宅営業に特化した求人情報や業界の最新動向を効率的に収集できます。

未経験の場合も、転職エージェントを通じて自分の経験やスキルに合った企業を見つけやすくなります。

また、エージェントは企業の内部情報を持っていることが多く、職場環境や研修制度の詳細を知ることも可能です。

効率的かつ確実に転職を成功させたい人は、プロのサポートを活用するのがおすすめです。

まとめ|住宅営業への転職はプロへ相談!

まとめ|住宅営業への転職はプロへ相談!
本記事では、宅営業の詳しい仕事内容や得られるスキル、向いている人の特徴などを紹介してきました。

住宅営業は大変なことも多いですが、お客様の人生のイベントに寄り添ってサポートできるやりがいのある仕事です。

成績次第では他業界の営業職よりも高い年収も得られます。住宅営業への転職を検討している方は、ぜひ思い切ってチャレンジしてみてください。

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この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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