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営業職についての理解

2024年03月29日

【2022年hape調べ】営業職への転職理由ランキングを公開!理由別の模範回答例もご紹介します。

【2022年hape調べ】営業職への転職理由ランキングを公開!理由別の模範回答例もご紹介します。

営業職に特化したエージェントhapeでは、毎年大勢の”営業職への転職希望者”と面談をし、転職を成功させてきました。もし、あなたが営業職への転職を考えられているなら、今回の記事は役立つこと間違いありません。

今回ご紹介するのは、hape独自調査結果を元にした「営業職の転職理由」ランキング。営業職の未経験者や営業職の経験者の方たちが、どんな理由で転職をするのかを大公開します!

そして、ランキング上位の転職理由に対する、「面接で実際に使える転職理由の回答例」もご紹介します。ぜひ参考にしてください!

営業職の転職理由ランキング

ダントツの1位は、「給料を上げたい」。2位は、「休みを増やしたい」という結果に。

営業職への転職理由ランキングは、以下の結果でした。

(hape独自調査/2022年5月末までに行なった求職者面談アンケートの結果による)

<転職をして実現したいこと>

1位:今よりも給料が上がる会社や、成果が給与に反映される会社で働きたい。32%

2位:労働環境(年間休日数、土日休み、勤務時間・残業時間等)を改善したい。22%

3位:興味のある業界や将来性のある業界で働きたい。12%

4位:成長できる会社で、自身の市場価値を高めたい10%

5位:社内風土や人間関係、職場環境が良い会社で働きたい。8%

以下…

6位:柔軟な働き方(フレックス勤務、リモート勤務)ができる会社で働きたい 5%

7位:もっとやりがいのある仕事をしたい 4%

8位:通勤しやすい会社や転勤がない会社で働きたい 3%

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上記の結果から、

営業職経験者の求職者はもちろん、未経験から営業職を目指す求職者にとっても「自分の頑張りや実績が評価されず、給料に不満」な点が、一番多い転職理由になっています。

また、2位の転職理由で、よく挙げられる希望条件は「残業がない職場」「土日休みの仕事」という条件。ワークライフバランスを実現するためや「家族や大切な人との時間を過ごせるようにしたい」と考えられる求職者が非常に多いです。特に、現職で土日休みではない求職者で、非常に多い転職理由になっていました。給料面と労働環境面を改善すべく、営業職に転職される方が増えています。

3位の「興味のある業界や将来性のある会社で働きたい」や4位の「成長できる会社で、自身の市場価値を高めたい」という理由では、これまでは縁が無かった自分のしたい仕事に挑戦したいと考える方”や、”IT系のテック企業やベンチャー企業への転職を希望する方”が多いです。大手上場企業や老舗企業からベンチャー企業への転職を選択される方が、ここ最近で非常に増えています。年齢や経験に関係なく、裁量の大きい環境でのやりがいを求められる求職者が多いです。

5位は、昔から上位にランクインする転職理由。特に、上司や同僚と反りが合わないといった人間関係で悩まれる方が多いです。会社の理念やミッション・ビジョン・バリュー(MVV)に“年齢を重ねる中でピンと来なくなった”と考えて転職をされる人も多い印象です。

あなたの転職理由で、当てはまるものはあったでしょうか?

営業職の転職理由ランキング

ランキング別、転職理由の回答例はこちら

転職理由を伝えるときは、ネガティブなことも、ポジティブに変換を!

営業職の転職ランキング1位から3位までの「転職理由の回答例」をご紹介します。

面接で実際に使える回答例もありますので、ぜひ参考にしてください。

転職理由1位:

今よりも給料が上がる会社や、成果が給与に反映される会社で働きたい。

→「給料が安かったので、転職を考えています」だけでは、文句や悪口を言っているだけに聞こえてしまいます。あなたがどんなに「前の企業に問題がある」と訴えたところで、意味はありません。面接は悪口や不平不満を聞く場ではないからです。とてもネガティブな印象を与えてしまうので、絶対にやめましょう。エントリーシートや面接では、どんなに志望理由もポジティブに伝えることが大事です。

<回答例>

前職では、自分の頑張りや実績が評価されない環境でした。それは給料はもちろん、昇進や昇格なども同じです。そのような環境ですので、一緒に働く上司や仲間もやる気がなく、仕事に対して打ち込んでいるようには思えませんでした。私は、営業職として成果を挙げていきたいですし、会社の発展にも貢献したい。だからこそ、自分の頑張りや実績が評価される環境で仲間と切磋琢磨していきたいのです。そんな環境に身を置くことで、自身を更に成長させて、キャリアアップを果たし、貴社の事業発展に寄与できるという自信があります。

転職理由2位:

労働環境(年間休日数、土日休み、勤務時間・残業時間など)を改善したい。

→これも、ポジティブに伝えることが大事です。労働環境が原因の転職理由だと、「土日休みではない」「残業が多い」などと言うだけでは、文句を言っているだけに聞こえます。企業や面接官によっては、“仕事が出来ない人” “仕事のペースが遅い人”と捉える場合もあり、

責任感がなく自分勝手であると思われる可能性もあるため、気をつけましょう。土日休みにすることで自身の何が改善されるのか、残業時間が減ることで何ができるようになるのか、など、会社にとって貢献できる点を伝えられると印象が良くなります。

<回答例>

前職では土日休みではなく、家族との時間をつくることが難しい環境でした。家族との休みが合わないため家族間のコミュニケーションロスが発生し、仕事とプライベートのメリハリが取りにくく、仕事への悪影響も出たと思います。仕事と家族はどちらも大切なため、どちらでも悔いのないようにしたく、前向きに環境を変えたいと考えました。また、残業時間も多く、自己研鑽やスキルアップの勉強時間を持てなかったのも、自分の中でモヤモヤしていた点です。これからは家族も仕事にも全力を尽くし、日々業務の効率化を図る中で、自己研鑽もできるように努めたいです。

転職理由3位:

興味のある業界や将来性のある業界で働きたい。

→こちらもそのまま伝えると、自分勝手な人だと思われる可能性があります。どうして自身の興味のある業界で働きたいのか、その理由をしっかりと答えることが大事です。「今までの経験を活かして、その業界に貢献できる」点や「前向きなキャリアアップの意思」「どのようなキャリアを目指しているのか」などを伝えることで、あなたの計画性やキャリアビジョンが伝わり、好印象なイメージを与えることができるでしょう。

<回答例>

私はこれまで営業として、顧客とのコミュニケーションスキルを高めてきました。そして目指しているキャリアは、「顧客が抱える課題に対してベストなソリューションを提案し、解決できる営業」になることです。そのためには、課題解決力とロジカルシンキングのスキルを高めていく必要があり、この2点は今業界で注目されていて成長期の貴社であれば、得ることができると考えています。私の強みを発揮することで貴社の事業発展に貢献し、業界を牽引する営業に成長できたらと思っております。

▼以上、転職理由の1位から3位までの回答例をお伝えしました。いかがでしょうか。

人間関係が原因の転職理由でも、基本は同じです。そのまま伝えてしまうと、「この人は、また同じ理由で辞めるのでは?」と採用担当者に思われてしまいがちです。「チームで成果をあげたい」「チームワーク重視の職場で活躍したい」「より良い人間関係を構築したい」など、ポジティブな理由を伝えることで、仕事への意欲をアピールをしてください!

まとめ

本記事では、営業職の転職理由ランキングと転職理由別の回答例をご紹介しました。転職理由を伝えるときは、建前な理由ではなく本音を伝えることも大事ですが、あまりにも本音なことを伝えてしまうと、ネガティブや悪口に聞こえてしまいます。この点を注意していただけたら、転職活動はうまくいくと思います!ネガティブではなく、ポジティブに。ぜひ実践してみてください。

この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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