2024年10月09日
リフォーム営業に向いている人の5つの特徴!やりがいや大変さも紹介
「リフォーム営業って大変な仕事?」
「リフォーム営業に向いている人は?」
営業を活かせる仕事へ転職を考えている人であれば、リフォーム営業の仕事内容が気になる方もいるのではないでしょうか?
社会情勢や国からのバックアップもあり、中古物件のリフォームやリノベーションの需要が伸びていることからも、リフォーム業界では積極的な採用が行われています。
本記事ではリフォーム営業の仕事内容や、向いている人の特徴5つ、転職成功のコツなどを紹介します。リフォーム営業への転職を少しでも考えている方は、ぜひ参考にしてください。
リフォーム営業に向いている人とは? 活躍できる営業マンの5つの特徴
まずは、リフォーム営業に向いている人の特徴を5つにまとめて解説していきます。
- 特徴①稼ぎたい人
- 特徴②人と話すのが好きな人
- 特徴③企画と提案が得意な人
- 特徴④建築や創造に興味がある人
- 特徴⑤セルフマネジメントが得意な人
リフォーム営業に興味のある方は、自分がいくつ当てはまるか考えながら参考にしてみてください。
特徴①稼ぎたい人
リフォーム営業の給料の多くは歩合制です。基本給に加えてインセンティブがもらえる仕組みとなっており、成績次第では高年収を得られます。
また、リフォーム営業は単価が高いため、インセンティブの金額も他の営業職よりも高くなりやすいです。
働けば働くだけ給料に反映される環境のため、稼ぐ意欲のある人にはおすすめの職業になります。
特徴②人と話すのが好きな人
人と話すのが好きな人も、リフォーム営業がおすすめです。
リフォーム営業では、お客様の好みや悩み、理想の暮らしなどの意見を聞き出す必要があります。
そのため、仕事としてではなく単純に人との会話を楽しみながら、相手の思いを引き出せる人は、リフォーム営業向きです。
特徴③企画と提案が得意な人
企画と提案が得意な人も、リフォーム営業に向いています。間取りや部屋数の変更をともなう大規模なリフォームは、不動産知識の少ないお客様だけでは考えづらいです。
そのなかで、営業担当者としてさまざまなリフォームのアイデアをお客様に提案できれば、力を合わせて理想の住まいを実現できるでしょう。
一人の時には事前にヒアリングした理想に沿って、リフォームアイデアを企画する時間も必要です。
企画や提案が好きで、なおかつ自発的にできる人はリフォーム営業が向いています
特徴④建築や創造に興味がある人
建築や創造に興味がある人も、リフォーム営業に向いています。リフォームで新しいものを作り出したり、既存の建物を活かしてリノベーションしたりするためには、自分の中に引き出しがなければできません。
そのため、日頃から建物や建築方法などに興味を持ち、自分の中に知見を溜めておく必要があります。
学習しなければいけないといった意識ではなく、興味をもって取り組める人はリフォーム営業が向いているでしょう。
特徴⑤セルフマネジメントが得意な人
セルフマネジメントが得意な人も、リフォーム営業向きです。
リフォーム営業はお客様への提案・企画から、自身で学習する時間、プロジェクトのスムーズな進行など、マルチタスクになりやすいです。
そのため、自身のスケジュールを細かく管理したり、空き時間にも学習を怠らなかったりなど、自己管理が欠かせません。
圧倒的な営業力がなくても、スケジュール管理や自己管理を苦にせずできる人は、リフォーム営業でも一定の実績を残せるでしょう。
リフォーム営業に向いていない人は? やめた方がいい営業マンの4つの特徴
続いては、リフォーム営業に向いていない人の特徴を4つ紹介します。
- 特徴①ノルマが嫌いな人
- 特徴②プレッシャーが苦手な人
- 特徴③スケジュール管理ができない人
- 特徴④人見知りしてしまう人
向いていない特徴に自身が当てはまらないか、振り返りながら参考にしてみてください。
特徴①ノルマが嫌いな人
ノルマが嫌いな人は、リフォーム営業に向いていません。ほとんどのリフォーム会社では、ノルマとして売り上げ目標が個人や支店ごとに定められています。
ノルマを達成できないとインセンティブがもらえなかったり、休日返上で新規開拓にいったりなど、さまざまなデメリットが発生してしまいます。
リフォーム営業は、ノルマに追われずのびのびと営業したい人に向いている仕事ではありません。
特徴②プレッシャーが苦手な人
プレッシャーが苦手な人にも、リフォーム営業はおすすめしません。前述のノルマに加えて、リフォーム営業は納期や予算に合わせて確実にリフォームを遂行させなければなりません。
少しでもトラブルが起こると、スケジュールどおりに進まなくなってしまう恐れがあります。そのため、お客様へのヒアリングから引き渡しまでの間の、1つ1つの業務をすべてミスなく行う必要があります。
売って終わりではない営業だからこそのプレッシャーがのしかかるため、苦手な人には荷が重い仕事です。
特徴③スケジュール管理ができない人
スケジュール管理ができない人も、リフォーム営業には向いていないでしょう。
リフォーム営業では1日に何件もアポイントをとったり、アポとアポの間には商談やヒアリングが入ったりなど、さまざまな営業の形を同時並行します。
そのため、スケジュール管理ができないと、営業の効率が悪くなってしまい成績に影響が出るかもしれません。1日の中で複数のお客様と顔を合わせるため、情報をまとめておかなければ最適な提案もできなくなります。
どのようなスケジュールで毎日の業務を行っていくか、細かく計画できない人にはリフォーム営業はおすすめしません。
特徴④人見知りしてしまう人
人見知りしてしまう人も、リフォーム営業は向いていないでしょう。リフォームは安いお買い物ではないため、お客様も信頼できる担当者へ依頼したいと考えています。
営業担当者が人見知りでコミュニケーションが苦手だった場合、安心して依頼できません。営業側も人見知りをしてしまうと、契約を取るのが難しくなります。
リフォーム営業は最初の印象が特に重要なため、人見知りしてしまう人には向いていない仕事です。
リフォーム営業のお客様はどこ? 2つの主な営業先
ここからは、リフォーム営業の主なお客様を2つ紹介します。
- 営業先①新規顧客
- 営業先②既存顧客
それぞれ詳しくみていきましょう。
営業先①新規顧客
社内に新築部門がなくリフォームのみを行っている企業の場合、提案相手は新規開拓や広告などによって獲得した新規顧客が多いです。
新規開拓はチラシの配布やテレアポ、ダイレクトメール、飛び込みといった方法で行います。
どのようなリフォームを行うべきか、イメージできないお客様も多いため、こちらから積極的に提案を行っていきます。
そのため、新規顧客への営業には提案力や高いコミュニケーションスキルが求められます。
営業先②既存顧客
ハウスメーカーなど社内に新築部門がある企業の場合、提案相手は以前自社で家を購入・新築してくれた既存顧客が多いです。
そのため飛び込みやテレアポといった新規開拓の営業の必要がありません。
営業側から積極的に提案するよりも、お客様からの問い合わせに対応する形が多く、要望によく耳を傾けることが重要となります。
お客様の情報や、以前に購入した商品についてなど、社内での引き継ぎも大切です。
リフォーム営業の業務内容は?営業活動後の仕事3つ
ここからは、リフォーム営業の営業活動後の主な業務内容を3つに分けて紹介します。
- 業務①お客様との打ち合わせ
- 業務②施工会社との打ち合わせ
- 業務③工事の予算や進捗の管理
営業で契約を獲得するところまではイメージできる人も多いですが、契約後の仕事については詳細に把握できていないでしょう。
詳しく順番にみていきます。
業務①お客様との打ち合わせ
契約を取ると、お客様と主に以下の項目について打ち合わせを行います。
・リフォーム内容
・予算
・スケジュール
・施工会社
リフォームを進めていくなかで要望が変わったり、予算を変更したくなったりなど、状況の変化が考えられます。そのため、お客様と常に連絡を取り合いながらリフォームを進めていくことが必要です。
その他、お客様から不安なことや聞きたいことなどをいつでも聞ける体勢を整えておくことも大切です。
業務②施工会社との打ち合わせ
お客様との打ち合わせ以外にも、施工会社との打ち合わせも行います。お客様との契約内容をもとに、施工会社へ発注を行い工事を始めてもらいます。
自社で職人を抱えている自社施工のリフォーム会社であれば、打ち合わせもしやすいです。
しかし、施工を下請けへ発注する場合は、打ち合わせのスケジュールも細かく決めなければなりません。発注内容に手戻りがないように、入念に確認したうえで打ち合わせを行いましょう。
業務③工事の予算や進捗の管理
打ち合わせ業務以外に、工事の予算や進捗の管理も必要です。リフォームの計画を立てていても、多くの場合は天候やトラブルなどに左右されます。細かく立てた計画どおりに工事が進むとは限りません。
そのため、お客様や施工会社と連携をとり、現場の進捗管理も常に行いながら工事を進めていくことが重要です。
また、お客様の要望をスムーズに施工会社へ伝えることも欠かせません。営業担当者は両者の橋渡しとなるため、早く正確に要望が伝えられるようにしましょう。
リフォーム営業の魅力とは?
では、リフォーム営業にはどのような魅力があるでしょうか。ここからはリフォーム営業のメリットを3つにまとめて紹介します。
- 魅力①稼げる
- 魅力②お客様の反応を直接見れる
- 魅力③一気通貫で担当できるため、やりがいが大きい
それぞれ詳しくみていきます。
魅力①稼げる
リフォーム営業の1番の魅力は稼げる点です。
リフォーム営業は、企業によっては歩合給や高還元のインセンティブ制を導入している場合があります。歩合給やインセンティブは受注額に応じて高くなっていくため、コンスタントに大型受注が獲得できれば収入も大幅にアップするでしょう。
中には「年収が1000万円を超えている」方もいるようです。
魅力②お客様の反応を直接見れる
お客様の反応を直接見れるのも、リフォーム営業の魅力です。
リフォーム営業は法人ではなく個人に対して提案を行うため、お客様との距離が縮まりやすいです。
真摯な姿勢でお客様の悩みに向き合っていれば、リフォームが完成した際には「担当が⚪️⚪️さんでよかった」「こんなに家がきれいになるなんて信じられない」といった嬉しいお言葉をもらえることも珍しくありません。
お客様の喜びを直に感じられるのは、リフォーム営業ならではの魅力です。
魅力③一気通貫で担当できるため、やりがいが大きい
やりがいの大きさも、リフォーム営業の魅力です。
リフォーム営業は最初の提案から竣工後の引き渡しまで、すべての工程に携わることができる一気通貫の仕事です。
自ら考えたリフォームプランがそのまま形となる達成感や、お客様の長年の悩みを解決して喜んでもらえる嬉しさなどを味わえるのは、この仕事ならではです。
家という人生の大きなファクターに自分がゼロから携わり、お客様に感謝されるのは、他の営業職ではなかなか味わえません。
リフォーム営業はきつい?3つの大変さ
ここまでは、リフォーム営業のやりがいや魅力を紹介しました。反対に、リフォーム営業の大変さも3つ紹介していきます。
- 大変さ①残業が多くなりやすい
- 大変さ②クレーム対応がある
- 大変さ③価値の提供が求められる
やりがいや稼げるなどの魅力だけでなく、リフォーム営業の大変さも理解しておきましょう。
大変さ①残業が多くなりやすい
リフォーム営業は残業が多くなりやすい仕事です。
新規のお客様の獲得から、アポイントとヒアリング、契約後のお客様と施工会社との打ち合わせ、これらにともなう事務処理など、リフォーム営業の仕事は実に幅広いです。
そのため、始業時間から終業時間までの間に、順調に仕事を終わらせられるケースは少ないでしょう。毎日仕事に追われて、休日も返上で働く可能性もあります。
それでも、やりがいや給料の多さなどの対価を得られることに喜びを感じられる人であれば、苦にならないでしょう。
大変さ②クレーム対応がある
リフォーム営業が大変といわれる理由に、クレーム対応があります。
リフォームは決して安くない予算に加え、お客様や施工会社など多くの人が関わる大きなプロジェクトです。すべて思いどおりに進むケースは珍しく、クレームやトラブルがつきものです。
リフォーム営業は、お客様からの「要望と違った」、施工会社からの「無理なスケジュールと予算で仕事を組まされた」などのクレームに対応しなければなりません。
このようなクレーム対応の多さも、リフォーム営業ならではの苦労です。
大変さ③価値の提供が求められる
リフォーム営業の大変さとして、価値の提供が求められることが挙げられます。
リフォームは既存の住宅をよりよくする工事です。そのため、大きな予算をかけてでもリフォームをするメリットを提供しなければなりません。
特に新規のお客様で、あまり劣化のみられない住宅をリフォームする提案が最も難しいです。しかし、新規獲得やノルマなどに追われていると、契約をとらなければなりません。
このように、リフォーム営業の環境やその時の状況によっては、辛く大変な営業になる場合があります。
リフォーム営業への転職を成功させるには
リフォーム企業は全国にたくさんあり、求人数も非常に多くなっています。
そのためどの企業へ応募すればよいのか、どのような職場が自分に合っているのか迷ってしまう方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、営業職に特化した転職エージェント「hape Agent」です。
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まとめ
本記事ではリフォーム営業に向いている人や魅力、大変さなどを紹介しました。
リフォーム営業はノルマや提案力の欠かせない大変な仕事です。
しかし、お客様の笑顔を直接みれたり、高年収を得られたりもする魅力のある仕事です。
家づくりやインテリアに興味がある方、やりがいの大きな仕事がしたい方は、ぜひ転職を検討してみてください。
もし、リフォーム営業の仕事や、収入、働き方、転職の仕方などに疑問・不安がある方は、ぜひ気軽に「hape Agent」へご相談ください。営業の転職について知り尽くしたキャリアコンサルタントが、あらゆる質問にも丁寧にお答えいたします。
この記事の監修者
株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸
人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。