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面接対策

2025年05月25日

営業職の転職面接で聞かれる質問8選!事前準備4つと当日の対策も紹介

営業職の転職面接で聞かれる質問8選!事前準備4つと当日の対策も紹介

転職面接の受け答えは、面接官の質問にその場で答えなければならないため、苦手意識がある方も多いでしょう。

実は、中途採用の面接での質問事項にはある程度法則やパターンがあり、事前に対策をすれば慌てず、スムーズに答えられます。

本記事では営業職の採用面接でよく聞かれる質問8選とその答え方を詳しく解説いたします。営業職への転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

【面接の流れ】営業職の転職面接で聞かれること8選と答え方

【面接の流れ】営業職の転職面接で聞かれること8選と答え方
ここからは、営業職の転職面接で聞かれやすい質問と答え方を具体的な例を用いながら、8つ解説していきます。

  • 「自己紹介をお願いします。」
  • 「これまでの経歴やお持ちのスキルを聞かせてください。」
  • 「なぜ転職しようと考えたのでしょうか?」
  • 「当社を志望した理由はなんですか?」
  • 「あなたの強みを教えてください」
  • 「過去に苦労したことがあれば教えてください」
  • 「今後の目標はありますか?」
  • 「何か質問はありますか?」

面接のコツは、“質問の意図”を正しくとらえることです。

上記の質問の意図を正しくとらえて、面接官がその質問を通して「何を知りたがっているか?」を汲み取れることができれば、会話もスムーズな受け答えができに進みます。

なお、今回は以下のような背景を持った転職者のケースでご紹介していきます。

営業職希望:鈴木浩さん(男性/28歳)
▼出身大学:地方国立大学 経済学部
▼家族構成:妻、子1人
▼趣味:キャンプ、登山
▼性格:好奇心旺盛。人見知りせず、初対面の人にも積極的に話しかけるタイプ
▼前職:注文住宅の営業
▼転職先に求める事:より大規模な仕事やプロジェクトに携わりたい
▼仕事で身につけたいスキル:投資や資産運用の知識と経験、マネジメントスキル

質問① 「自己紹介をお願いします。」

鈴木浩と申します。

現在28歳で、前職はハウスメーカーにて注文住宅の営業職に就いておりました。
私は〇〇大学を卒業後、ハウスメーカーの営業として5年、お客様のご要望に寄り添った提案を行ってまいりました。

お客様のさまざまな悩みを引き出すヒアリング能力や関係構築力が私の強みだと考えております。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

自己紹介は、どの会社でも必ずと言っていいほど最初に聞かれる質問です。

名前、経歴(最終学歴や前職の仕事内容など)、簡単な自己PRを伝えます。

最初の質問で重視すべきなのは、「元気の良さ」や「感じの良さです」。

内容の濃さよりも、好意的な第一印象を残せるよう、明るくハキハキ話すことを意識しましょう。

名前や経歴は履歴書からもわかるため、話す内容は1分ほどで簡潔にまとめればば問題ありません。

面接官から「エネルギッシュな方だな」「誠実そうな人だな」と思ってもらえると、その後の会話も弾みやすくなります。

質問② 「これまでの経歴やお持ちのスキルを聞かせてください。」

〇〇大学を卒業後、株式会社〇〇に新卒で入社し、5年間注文住宅の営業職を経験しました。

前職の営業では、主に個人のお客様に向けて間取りやインテリアデザインなどの提案、工事管理、および契約業務を行ってまいりました。

そのため、住宅購入を検討している新規のお客様との関係構築力や、住宅購入に関する必要な知識をわかりやすく伝えるスキルなどに自信があります。

実際に、年間の目標販売件数を過去4年間、達成し続け、
売上目標は年間9000万円で、昨年度は全営業所内で2位の成績を収めました。

また、1年間は主任としてメンバー2名のマネジメントも行い、チームの売上達成に貢献した実績もあります。

また、住宅や土地に関する知識を深めたいと思い、自主学習して宅建の取得 資格も取得いたしました。

経歴や保有スキルは中途採用面接では必ず聞かれる質問です。

ここで面接官が知りたいのは、あなたが過去にどのような活躍をしてきたか、そして新しい会社でどのような活躍をしてくれそうか、の2つです。

そのため、ただ前職の仕事内容を話すのではなく、過去の実績やスキルをアピールしましょう。

特に異なる業界・職種から転職する場合、細かい仕事内容を伝えても面接官は理解できない可能性がありますので気を付けましょう。

職務内容は概要が伝わる程度に大まかに説明し、その後は過去の実績や活かせる能力の話をしていきましょう。

選考で確認するのは、求人で求められる人物かどうかです。ミスマッチを防ぐための判断材料という点を意識して、なるべく応募している求人で必要とされるスキル・経験に絡めるように伝えると、面接官も、あなたが今回の応募ポジションで活躍できそうか否かを判断がしやすくなると思います。
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質問③ 「なぜ転職しようと考えたのでしょうか?」

質問③ 「なぜ転職しようと考えたのでしょうか?」

前職の業務である注文住宅の営業を行うなかで、土地活用や資産運用などの業態への興味が沸くようになりました。

住宅販売は、個人のお客様の夢のマイホーム購入をサポートできることにやりがいを感じていました。

しかし、次第にもっと大きな規模のビジネスに携わりたいと考えるようになり、前職の不動産の知識やスキルが活かせる職業を探していたところ、不動産投資や土地活用などの仕事に巡り会い、転職したいと思うようになりました。

前職では営業、工事管理、契約、マネジメントなどさまざまな経験をさせていただき、期待に応える成果も残せたと考えています。

この経験を活かしてより大規模なビジネスに挑戦したいと思い、転職を決意しました。

面接官が転職理由を聞く目的は、「マイナスな理由での転職ではないか」「前職とどう向き合ってきたか」などを知るためです。

転職理由がポジティブな方が、将来の期待値にもつながりやすいです。

前職を退職する理由にはネガティブな理由もあると思いますが、できるだけ将来につながる前向きな話をするとよいでしょう。

また、志望動機の質問とあわせて「話に一貫性があるか」を確認している場合もあります。

そのため、面接対策では、「面接全体で何を伝えたいか」という大きなテーマを持たせると、より論理的に話を進められます。

質問④ 「当社を志望した理由はなんですか?」

先ほどの転職理由でも少し触れましたが、今後は不動産の専門知識を活かし、より大きな予算やビジネスを動かしたいと考えています。

その中で御社に強く惹かれたのは、単なる物件の販売にとどまらず、顧客の資産形成や将来設計に深く踏み込んだコンサルティング型の営業を実践している点にあります。

特に、一棟マンションをはじめとした投資用不動産において、収益性だけでなく、立地・管理・出口戦略までを見据えた提案力は、同業他社と一線を画していると感じました。

また、御社は営業担当が単発の売買で終わらず、顧客と中長期的に向き合い、継続的な資産形成を支援している姿勢を貫いておられます。これは、前職で顧客と信頼関係を築きながら提案してきた私にとって、大きな共感ポイントです。

その点、私の前職での経験や知識も存分に活かせるのではないかと考えたため、御社を志望いたしました。

志望理由を答える時のポイントは、どの会社でも言える内容にしないことです。

面接官はこの質問を通して「どのくらい自社のことを理解しているか、興味を持っているか」を探っていることが多いです。

そのため、志望動機を考える際は、「競合他社では言えない、その企業ならではの特徴や強み」を把握しておく必要があります。

企業の強みを把握する場合は、同業他社と比較して事業内容や売り上げなどを比較するとわかりやすいです。

質問⑤「あなたの強みを教えてください」

私の強みは、お客様の潜在ニーズを引き出すヒアリング力と、親身に寄り添う信頼関係構築力です。

住宅購入は、お客様にとって一生に一度の大きな買い物であるため、前職では表面的な要望だけでなく、ご家族の将来設計や価値観まで深く理解することに努めました。

また、お客様の理想の暮らしを一緒に見つけ出すために、時間をかけて丁寧にヒアリングするプロセスも大切にしました。

この、顧客の心に寄り添って本質的なニーズを引き出し、長期的な信頼関係を築く力は、貴社でも必ず活かせると確信しております。

面接官は、転職者の強みが、どのように活かせるかを知りたがっています。

潜在ニーズを引き出すスキルや関係構築力を、不動産投資の営業職とつなげてアピールし、転職後も活かして活躍している姿をイメージできるような回答が望ましいです。

質問⑥「過去に苦労したことがあれば教えてください」

質問⑥「過去に苦労したことがあれば教えてください」

過去に最も苦労した経験は、契約寸前まで進んでいたお客様が、最終的に競合他社で住宅を決定されたことです。

お客様とは時間をかけて信頼関係を築いてきた自信があっただけに、大きなショックでした。

しかし、この経験から逃げずに原因を徹底的に分析し、お客様の本音をもう一歩引き出せていなかった点や、競合との差別化が十分に伝わっていなかった点など、自身の課題を明確にしました。

以降は、まずお客様の話に深く耳を傾け、漠然とした不安や言葉にならない違和感もすくい取れるような対話のスタイルを意識しました。

加えて、信頼関係を築いた上で、自社の魅力や提案の根拠を丁寧かつわかりやすく伝えることで、感情と理性の両面から納得いただけるような営業を心がけてきました。

この経験から、困難な状況に直面しても客観的に原因を分析し、地道な改善を積み重ねることの大切さを学びました。

面接官はこの質問を通じて、課題認識力や問題解決力、ストレス耐性、反省を生かす力などをチェックします。

特に住宅営業は検討期間が長く、契約に至らないケースも経験するため、その際の向き合い方は重要な評価ポイントとなります。

回答例では、単なる失敗談で終わらせず、具体的な敗因分析を行い、そこからどのような学びを得て、その後の行動にどのようにつなげたかまで明確に示しています。

苦労した経験から学びを得たことを示すと、成長力と仕事へ前向きに取り組む姿勢をアピールできます。

質問⑦「今後の目標はありますか?」

まずはお客様から信頼を寄せられる営業になることが第一の目標です。

そのためには深い知識や提案力が不可欠だと考えているため、現在は投資や資産運用について自主的に勉強しています。

また数年ほど経験を積んだら、リーダーとして後輩指導や新人育成にも挑戦したいと考えています。

求人票とホームページなどを見ただけではありますが、御社のビジョンや営業への考え方などを拝見して、自分の目標である信頼される営業に近づけると感じました。

さらにキャリアステップとしても、社員の方のインタビューなどを見て、自分よりも若い方でもリーダなどに抜擢されており、やる気があれば積極的に評価される環境に魅力を感じています。

この質問には、あなたの「今後のキャリア像」や「計画性の有無」を確認する狙いが隠れています。

面接官は「あなたが自社で長く定着・活躍してくれそうかどうか」を知りたがっています。

そのため、将来への質問にはできるだけ具体的に答えられるように準備しておきましょう。

もし転職のために勉強していることなどがあれば、あわせて伝えてみてください。

あなたが強い意志をもって面接を受けていることが伝わると、面接官の心象にも響きやすくなるでしょう。

質問⑧「何か質問はありますか?」

はい、ございます。

御社の営業職の具体的なプロセスについて質問をさせて頂きます。契約に至るまでのプロセスですが、新規顧客開拓と既存顧客の深耕の比率をお伺いしたいです。

私のハウスメーカーでの経験が、貴社の営業スタイルにどのように貢献できるか、より具体的なイメージを持つために質問させていただきました。

逆質問は、企業への関心度、仕事への意欲、そして主体性をアピールする重要な機会です。

例文では、前職の経験を踏まえつつ、応募企業の営業スタイルや商材に関する具体的な質問をして、企業理解度と入社意欲の高さを示しています。

また、すぐに戦略となり活躍をしたい、という気持ちを伝えるために、入社までにやっておいた方がいいことがあれば教えて欲しい旨などを聞いてみるのも良いと思います。

企業のホームページを見ればすぐにわかるような質問は避け、入社後の活躍するイメージを深められる質問を準備しておきましょう。

営業職への転職面接で面接官が見ているポイント5つ

営業職への転職面接で面接官が見ているポイント5つ
営業職への転職面接で面接官が見ているポイントには、以下の5つがあります。

  • 営業職への適性
  • コミュニケーションスキル
  • プレゼンテーションスキル
  • 仕事へのコミット力
  • 会社やチームへのフィット感

上記ポイントを押さえておくと、面接で印象に残りやすい効果的な回答ができるかもしれません。それぞれ詳しくみていきましょう。

営業職への適性

営業職への転職面接で、面接官は転職者が営業職に向いているかどうかをチェックします。

営業職は、さまざまな商品やサービスの提案や顧客ニーズのヒアリングなど、顧客との対話が主な業務内容です。

  • 初対面の人との会話が問題ないか
  • 緊張しやすいタイプか
  • 人の目を見て話せるか

面接官は面接時の受け答えを通じて、上記のようなポイントをチェックしながら営業職への適性を判断します。

特に、営業経験のない転職者の場合、面接時の会話内容を念入りにチェックして、営業職に向いているか見極めます。

面接の前に、おおよそ聞かれる質問内容や自己紹介で話す内容を考えて頭の中に入れておくと、スムーズに話せて営業職向きであると印象付けやすいです。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルも、営業職への転職面接でチェックされるポイントの1つです。ます。

先述の営業職への適性を見極めるポイントの1つでもありますが、コミュニケーションスキルは営業職で欠かせないスキルのため、より厳しくチェックされます。

  • 面接官の質問を的確に受け取れるか
  • 論理立てて話ができるか
  • わかりやすく簡潔に話せるか
  • 言葉遣いや表情にも気を配れるか

営業職に求められるコミュニケーションスキルには、上記のようにさまざまあり、面接官は独自の目線で細かく見極めます。

面接で話す際は、面接官に好印象を与えるために、スムーズで自然な会話を心がけながら、受け答えをするとよいでしょう。

プレゼンテーションスキル

営業職への転職面接では、プレゼンテーションスキルも見られます。

営業職では、自分の主張や自社商品・サービスの魅力などを伝えるプレゼンスキルが必要です。

そのため面接官は、転職者が自身の考えや主張、エピソードなどを、どのようにして伝えてくるか、話の伝え方にも注目してプレゼンスキルを見極めます。

事前に話す内容を整理して、最も伝えたいポイントが明確になるように構成を練っておくとスムーズなプレゼンができます。

また、自信を持って、時には身振り手振りを交えながら、情熱を持って話すことで営業職 に対するポテンシャルもアピールできます。

仕事へのコミット力

仕事へのコミット力も、採用面接でチェックされるポイントの1つです。

特に営業未経験者を採用する際は、スキルや実績、職歴などと同時に、転職者のポテンシャルも細かくチェックしてます。
たとえ目立つような実績がなくとも、面接時の話し方や表情から、入社後に自社へコミットしてくれると感じてもらえると、採用される確率も高くなります。

営業職が初めてで、過去の実績や成果をアピールしづらい方は、仕事へのコミット力を前職のエピソードや自身の正確なども交えながらする示してみるとよいでしょう。

会社やチームへのフィット感

営業職の面接では、スキルや実績だけでなく「この人は会社やチームに合うか」という点も重視されます。どれだけ能力が高くても、社風や同僚と合わなければ長く活躍するのは難しいからです。

面接官は、あなたの話し方や価値観、過去のチームでの働き方などからフィット感を見極めています。たとえば「これまでどんなチームで仕事をしてきたか」「どんな働き方が得意か」といった質問が多いのはそのためです。

面接では、自分が会社にどう貢献できるかだけでなく、チームの一員としてうまくやっていける姿を具体的に伝えましょう。

【必見】営業職の転職面接前にやっておきたい準備4つ

【必見】営業職の転職面接前にやっておきたい準備4つ
営業職の転職面接前にやっておきたい準備には、以下の4つ
があげられます。

  • 自己分析
  • 面接の練習
  • わかりやすい自己PR文の作成
  • 会社へ提供できる価値の明確化

上記を面接前にクリアしておくと、より納得感のある面接の受け答えができます。それぞれ詳しくみていきましょう。

自己分析

営業職の転職面接に臨む前に、自己分析をしておきましょう。

自己分析をしっかり行うと、面接官からの「あなたの強みは?」「なぜ営業職に?」などの質問にも自信を持って一貫性のある回答ができるようになります。

  • 自分の強みや弱み
  • なぜ営業職を選択した理由
  • 今後のキャリアや目標
  • モチベーションにつながる状況

上記のような、仕事に対する考え方につながる部分は明確にしておきたいです。

自己分析が苦手な場合は、キャリアの棚卸しや、家族・友人から客観的なフィードバックをもらうのも有効です。

面接の練習

営業職の転職面接前には、面接の練習も積んでおきましょう。

面接本番で落ち着いて自分自身を最大限にアピールするためには、事前の練習が不可欠です。

応募企業で聞かれそうな質問を想定し、回答を具体的に準備しましょう。

回答を文字に起こすだけでなく、実際に声に出して話す練習をすると、スムーズに話せるか、時間内に収まるかなどを確認できます。

可能であれば、家族や友人、転職エージェントなどに面接官役をお願いし、模擬面接を行うのも効果的です。

視線、表情、ジェスチャー、姿勢なども意識しながら、繰り返し練習すると自信がつき、本番で自然なコミュニケーションができます。

わかりやすい自己PR文の作成

営業職の転職面接前には、わかりやすい自己PR文の作成も欠かせません。

面接の限られた時間のなかで、自身の強みや営業職への適性を面接官に伝えきるためには、事前にわかりやすい自己PR文の作成が効果的です。

自己PRは、最もアピールしたい強みとその根拠となる詳細なエピソードや実績を具体的に説明し、応募先企業でどのように活かせるのかまで記載するのが基本です。

応募企業の求める人物像や事業内容にあわせて内容を調整すると、面接官の印象に残りやすい自己PR文を作成できます。

会社へ提供できる価値の明確化

営業職の転職面接前には、会社へ提供できる価値の明確化も済ませておきましょう。

企業が最も知りたいのは、「あなたが入社すると、当社にどのようなメリットがあるか」です。

そのため、これまでの経験やスキルが、応募企業でどのように貢献できるのかを、面接前に言語化しておく必要があります。

応募企業の事業内容や市場での立ち位置、最近のニュースなどをリサーチして、自分のスキルや経験が貢献できる領域を把握しておきましょう。

会社へ提供できる価値を事前に明確化できれば、面接でも自信をもって貢献できると言えるはずです。

ここで注意をしておきたいのは、面接では企業側が求める人材かどうかを選考する場ではありますが、求職者としても、自分のことを知ってもらうことでミスマッチのリスクを低くする目的もあります。

そのため、過度に自分をよく見せようとしてしまい無理なアピールをしてしまうと、入社後にミスマッチが発生する可能性がありますので注意をする必要があります。

営業職の転職面接当日に気をつけるべきこと6つ

営業職の転職面接当日に気をつけるべきこと6つ
最後に、営業職への転職面接当日に気をつけるべきことを6つに分けて解説していきます。

  • 身だしなみに注意する
  • 5分〜10分前に受付に到着する
  • 結論から話す
  • 大きな声でハキハキと受け答える
  • 相手の目を見て話すことを意識する
  • 番外編:オンライン面接で気を付けること

面接では、当日の振る舞いで結果が左右されることもあります。練習の成果を最大限に活かすためにも、上記ポイントを押さえて、面接当日の流れややるべきことをチェックしておきましょう。

身だしなみに注意する

面接当日は、身だしなみに注意しましょう。
初対面の印象は3秒で決まるといわれるほど、第一印象はとても大事です。

採用面接でも第一印象は特に重視したいポイントであり、悪い印象を持たれないためにも、身だしなみを十分に整えて面接へ挑む必要があります。

たとえば、スーツが汚れていたり髪型が崩れていたりすると、それだけで面接官への印象はマイナスになってしまいます。

特に営業職ではお客様と実際に会ってコミュニケーションを取る仕事のため、面接官もお客様目線で身だしなみをチェックするでしょう。

営業職への意欲を示すためにも、面接の際の第一印象には気をつけることが大切です。

5分〜10分前に受付に到着する

面接当日は5〜10分前に着くように、逆算して行動しましょう。

遅刻はもってのほかですが、早すぎるのもよくありません。企業にも予定があるため、到着が早すぎるとかえって迷惑になりかねません。

また、仕事で重要な細かいスケジューリングと時間どおりにタスクをこなす能力なども、面接当日の行動でチェックされます。

電車やバスの遅延が不安な場合は、面接会場の近くのカフェで待機して面接の練習や身だしなみを整える時間に充てるとよいでしょう。

結論から話す

結論から話す
面接では、結論から話すことを心がけましょう。

面接官は限られた時間のなかで、転職者の能力や適性を見極める必要があります。最初に結論を明確に述べると、面接官は何の話をしているのかを瞬時に理解でき、その後の理由や具体的なエピソードもスムーズに理解できます。

「あなたの強みは?」と聞かれたら、「私の強みは〇〇です」とまず結論を述べ、その後で具体的なエピソードを話すようにしましょう。

結論を先に伝える話し方は、顧客に対して商品やサービスの説明をする際に求められる、営業職に必要なコミュニケーションスキルの一つでもあります。

結論から話して面接官とのコミュニケーションがスムーズにとれれば、面接を通して営業職への適性をアピールできます。

大きな声でハキハキと受け答える

面接の際は、大きな声でハキハキと受け答えしましょう。

第一印象が重要だと解説したように、小さな声で受け答えをしていると自信がないようにとらえられてしまいます。

また、準備してきた自己PRが相手に伝わらなかったり、お客様と対話する営業職に向いていない人物だと認識されたりして、面接官へマイナスな印象を与えます。

自然で聞こえやすい大きさの声と話すスピードを心がけて受け答えをするようにしましょう。

相手の目を見て話すことを意識する

面接で受け答えをする際は、相手の目を見て話すことを意識しましょう。

目を見て話せるかどうかは、コミュニケーションスキルや営業職への熱意、自信にも関係します。

うつむいたり視線が泳いでいたりすると、面接官は営業職に向いていない人物だと判断する可能性があります。

面接官を凝視するのもよくないため、適度に目線を外しながら受け答えするとよいです。

また、緊張する場合は面接官の眉やおでこ、口元をみたり、目線はあまり意識せずぼんやりと相手全体をみるとよいでしょう。

コロナ禍以降、営業職の転職面接でもオンライン面接が増えつつあります。対面と違って移動の必要がない一方で、オンライン特有のマナーや注意点を押さえておかないと、評価を下げてしまう可能性もあります。

特に注意したいのが、通信環境とカメラ映り、背景、視線の位置です。事前にZoomやGoogle Meetなどのツールで通信チェックを行い、顔が明るく見える位置にカメラを固定しましょう。背景は生活感のない、シンプルな壁やバーチャル背景を選ぶと印象が良くなります。

また、営業職では「第一印象」や「話し方」も重要な評価ポイントです。音声にタイムラグが出ることもあるため、相手の話をしっかり聞き終えてから話すなど、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

最後に、服装にも気を抜かず、対面と同様にスーツ着用が基本です。画面越しでも清潔感や誠実さが伝わるように意識することで、オンラインでも営業職らしい好印象を与えられます。

まとめ|営業職への転職面接の対策はhape Agentへおまかせ!

まとめ|営業職への転職面接の対策はhape Agentへおまかせ!
本記事では、営業職の面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介しました。

営業職への転職面接は、質問される内容に傾向があるため、事前に準備をしておくことで本番でも緊張せず冷静に受け答えができるようになります。

自己分析や面接当日に気を付けるべきポイントなどは、時間のある時におさらいしておくとよいでしょう。

ただし、実際にどのような質問がされるかは、業界や企業によって異なります。

そのため、面接の質問対策をしたい方は、転職エージェントの活用も検討してみてください。

hape Agentは営業職に特化した転職エージェントであり、面接で聞かれやすい質問の傾向やパターンも把握しています。

一人ひとりの強みや弱みを明確にしたり、応募する企業の業界や業種に沿った回答例の作成したりなど、hape Agentならではのサポート体制も整っているため、営業職への転職を検討してる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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