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面接対策

2024-05-30

【営業職】転職面接時によくある質問と回答例とは?必要性や注意点も解説

【営業職】転職面接時によくある質問と回答例とは?必要性や注意点も解説

「営業への転職では面接でどんなことが聞かれるのだろう?」

採用面接は転職活動の合否を左右する大事なイベントです。

面接官の質問にその場で答えなければならないため、苦手意識がある方も多いでしょう。

実は、中途採用における面接での質問事項にはある程度法則やパターンがあり、事前に対策をすれば慌てる心配は入りません。

今回は営業職の採用面接でよく聞かれる質問とその答え方について詳しく解説いたします。

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営業職への転職面接で求められていることとは?必要性を紹介

営業職への転職面接で求められていることとは?必要性を紹介

営業職の採用面接では、会社の利益へ貢献できるかどうかが重視されます。

営業は事業のプロセスのなかで売り上げに直結する重要な部分のため、採用担当者は人柄や相性よりも成果に関わるポイントを重点的にチェックするでしょう。

具体的な会社の利益への貢献度をはかる指標としては、以下のような項目が挙げられます。

  • 営業職の適正
  • コミュニケーションスキル
  • プレゼンテーションスキル
  • 会社の利益への貢献度
  • 仕事へのコミット力

とりわけ、営業職を経験していない人を採用する場合は過去の実績や資格などのわかりやすい指標がないため、上記ポイントを入念にチェックされやすいです。

営業職の面接前にやっておきたい準備とは?

営業職の面接前にやっておきたい準備とは?

営業職の面接前にやっておきたい準備として、以下が挙げられます。

  • 自己分析
  • 面接の練習
  • わかりやすい自己PR文の作成
  • 会社へ提供できる価値の明確化

面接では自己紹介の後、自己PRをしたうえで質問の受け答えをするという流れが多いです。

自身から発言する自己紹介や自己PRは、事前に紙に書き出して細かく把握しておくことで、面接で慌てずに伝えられます。

また、面接のシュミレーションを繰り返し行うことで、本番でも緊張せず受け答えができるでしょう。

営業職の採用面接で聞かれやすい質問は「営業職の転職面接で聞かれる質問と答え方とは?具体的な例を用いて解説」でご紹介していきます。

営業職の転職面接で聞かれる質問と答え方とは?具体的な例を用いて解説

営業職の転職面接で聞かれる質問と答え方とは?具体的な例を用いて解説

ここからは、営業職の転職面接で聞かれやすい質問と答え方を具体的な例を用いながら、5つ解説していきます。

  1. 「自己紹介をお願いします。」
  2. 「これまでの経歴やお持ちのスキルについて聞かせてください。」
  3. 「なぜ転職しようと考えたのでしょうか?」
  4. 「当社を志望した理由はなんですか?」
  5. 「今後の目標はありますか?」

面接のコツは、“質問の意図”を正しくとらえることです。

質問の意図を正しくとらえて、、面接官がその質問を通して「何を知りたがっているか?」を汲み取ることができれば、会話もスムーズに進みます。

なお、今回は以下のような背景を持った転職者のケースでご紹介していきます。

営業職希望:鈴木浩さん(男性/28歳)

▼出身大学:地方国立大学 経済学部

▼家族構成:妻、子1人

▼趣味:キャンプ、登山

▼性格:好奇心旺盛。人見知りせず、初対面の人にも積極的に話しかけるタイプ

▼前職:注文住宅の営業

▼転職先に求める事:より大規模な仕事やプロジェクトに携わりたい

▼仕事で身につけたいスキル:投資や資産運用の知識と経験、マネジメントスキル

質問① 「自己紹介をお願いします。」

<回答例>

鈴木浩と申します。

私は大学卒業後、ハウスメーカーの営業として5年、お客様のご要望に寄り添った提案を行ってまいりました。

お客様のさまざまな悩みを引き出すヒアリング能力や関係構築力が私の強みだと考えております。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

自己紹介は、どの会社でも必ずと言っていいほど最初に聞かれる質問です。

名前、経歴(最終学歴や前職の仕事内容など)、簡単な自己PRを伝えます。

最初の質問で重視すべきなのは、「元気の良さ」や「感じの良さです」。

内容の濃さよりも、好意的な第一印象を残せるよう、明るくハキハキ話すことを意識しましょう。

名前や経歴は履歴書からもわかるため、話す内容は1分ほどで簡潔にまとめればば問題ありません。

面接官から「エネルギッシュな方だな」「誠実そうな人だな」と思ってもらえると、その後の会話も弾みやすくなります。

質問② 「これまでの経歴やお持ちのスキルについて聞かせてください。」

<回答例>

新卒後、注文住宅の営業として、個人のお客様に向けて間取りやインテリアデザインなどの提案、工事管理、および契約業務を行ってまいりました。

売上目標は年間9000万円で、昨年度は全営業所内で2位の成績を収めました。

1年間は主任としてメンバー2名のマネジメントも行い、チームの売上達成に貢献した実績があります。

また、住宅や土地に関する知識を深めたいと思い、自主学習して宅建資格も取得いたしました。

経歴や保有スキルは中途採用面接では必ず聞かれる質問です。

ここで面接官が知りたいのは、あなたが過去にどのような活躍をしてきたか、そして新しい会社でどのような活躍をしてくれそうか、という「将来の期待値」です。

そのため、ただ前職の仕事内容を話すのではなく、過去の実績やスキルをアピールすることを意識しましょう。

特に異なる業界・職種から転職する場合、細かい仕事内容を伝えても面接官は理解できないばかりか、余計に時間を食ってしまう可能性もあります。

職務内容は概要が伝わる程度に大まかに説明し、その後は過去の実績や活かせる能力についての話をしていきましょう。

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質問③ 「なぜ転職しようと考えたのでしょうか?」

<回答例>

前職である注文住宅の営業を行う中で、土地活用や資産運用といった不動産への興味が沸くようになりました。

前職では営業、工事管理、契約、マネジメントなどさまざまな経験をさせていただき、期待に応える成果も残せたと考えています。

この経験を活かしてより大規模なビジネスに挑戦したいと思い、転職を決意しました。

面接官が転職理由について聞く目的は、「マイナスな理由での転職ではないか」「前職とどう向き合ってきたか」といった点を知るためです。

転職理由がポジティブな方が、将来の期待値にもつながりやすいです。

前職を退職する理由にはネガティブな理由もあると思いますが、できるだけ将来につながる前向きな話をするとよいでしょう。

また、志望動機の質問とあわせて「話に一貫性があるか」を確認している場合もあります。

そのため、面接対策では「面接全体で何を伝えるか」という大きなテーマを持たせると、より論理的に話を進められます。

質問④ 「当社を志望した理由はなんですか?」

<回答例>

先ほどの転職理由でも少し触れましたが、今後は不動産についての専門知識を活かし、より大きな予算やビジネスを動かしたいと考えています。

御社で手がけている投資用不動産の事業はこの希望に沿った仕事であるため、強く興味を持つようになりました。

特に御社は、単に不動産売買を行うだけでなく、土地活用の提案・サポートまで丁寧に行っている点が強みだと伺っております。

その点、私の前職での経験や知識も存分に活かせるのではないかと考えたため、御社を志望いたしました。

志望理由を答える時のポイントは、どの会社でも言える内容にしないことです。

面接官はこの質問を通して「どのくらい自社について理解しているか、興味を持っているか」を探っていることが多いです。

そのため、志望動機を考える際は、「競合他社では言えない、その企業ならではの特徴や強み」を把握しておく必要があります。

企業の強みを把握する場合は、同業他社と比較して事業内容や売り上げなどを比較するとわかりやすいです。

質問⑤ 「今後の目標はありますか?」

<回答例>

まずはお客様から信頼を寄せられる営業になることが第一の目標です。

そのためには深い知識や提案力が不可欠だと考えているため、現在は投資や資産運用について自主的に勉強しています。

また数年ほど経験を積んだら、リーダーとして後輩指導や新人育成にも挑戦したいと考えています。

この質問には、あなたの「今後のキャリア像」や「計画性の有無」を確認する狙いが隠れています。

面接官は「あなたが自社で長く定着・活躍してくれそうかどうか」を知りたがっています。

そのため、将来への質問にはできるだけ具体的に答えられるように準備しておきましょう。

もし転職のために勉強していることなどがあれば、あわせて伝えてみてください。

あなたが強い意志をもって面接を受けていることが伝わると、面接官の心象にも響きやすくなるでしょう。

営業職への転職面接で見られるポイントとは?

営業職への転職面接で見られるポイントとは?

営業職への転職面接で見られるポイントとして、以下が挙げられます。

  • 第一印象
  • コミュニケーション能力
  • 営業職への熱意

上記のポイントを押さえておくことで、受け答えの中身以外でも面接官の印象に残りやすくなります。

順番に詳しくみていきましょう。

①第一印象

初対面の印象は3秒で決まるといわれるほど、第一印象はとても大事です。

採用面接でも第一印象は特に重視したいポイントであり、身だしなみを十分に整えて面接へ挑むことが大切です。

たとえば、スーツが汚れていたり髪型が崩れていたりすると、それだけで面接官への印象はマイナスになってしまいます。

特に営業職ではお客様と実際に会ってコミュニケーションを取る仕事のため、面接官もお客様目線で会話を進めるでしょう。

営業職への意欲を示すためにも、面接の際の第一印象には気をつけることが大切です。

②コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は営業職には欠かせないスキルのため、面接の際には細かくチェックされます。

コミュニケーション能力の具体例としては、相手のニーズを正確に汲み取れる聞く力や最善の解決策を提示する問題解決能力、自然な雑談ができる引き出しの多さなどが挙げられます。

また、話すスピードや表情などもコミュニケーションのなかでは重要なポイントです。

相手の好印象を与えられるスムーズで自然な会話を心がけながら、受け答えをするとよいでしょう。

③営業職への熱意

採用面接では営業職への熱意もチェックされます。

特に転職者のポテンシャルを重視する企業では、過去の実績やスキルと同等に営業職への熱意も確認する傾向にあります。

熱意のある人だと判断できれば、営業未経験でも入社後にモチベーション高く働いてくれると考えるためです。

また、仕事のモチベーションは長く働くことへもつながりやすいです。

企業は長期で活躍してもらう人材をなるべく採用したいため、営業への熱意のある人かどうかを面接でチェックするでしょう。

営業職が初めてで過去の実績や成果をアピールしづらいひとは、熱意を伝えることを意識してみてください。

営業職への転職面接当日に気をつけるべきこととは?

営業職への転職面接当日に気をつけるべきこととは?

最後に、営業職への転職面接当日に気をつけるべきことを3つに分けて解説していきます。

  1. 5分〜10分前に受付に到着する
  2. 大きな声でハキハキと受け答える
  3. 相手の目を見て話すことを意識する

どれだけ面接の練習を積んでも、当日の振る舞いで結果が左右されることもしばしば。

練習の成果を最大限に活かすためにも、面接当日の流れややるべきことを押さえておきましょう。

①5分〜10分前に受付に到着する

面接当日は5〜10分前に着くように、逆算して行動しましょう。

遅刻はもってのほかですが、早すぎるのもよくありません。企業にも予定があるため、到着が早すぎるとかえって迷惑になりかねません。

また、仕事で重要な細かいスケジューリングと時間どおりにタスクをこなす能力なども、面接当日の行動でチェックされます。

電車やバスの遅延が不安な場合は、面接会場の近くのカフェで待機して面接の練習や身だしなみを整える時間に充てるとよいでしょう。

②大きな声でハキハキと受け答える

面接の際は大きな声でハキハキと受け答えをすることも意識しましょう。

第一印象が重要だと解説したように、小さな声で受け答えをしていると自信がないようにとらえられてしまいます。

また、準備してきた自己PRが相手に伝わらなかったり、お客様と対話する営業職に向いていない人物だと認識されたりして、面接官へマイナスな印象を与えます。

自然で聞こえやすい大きさの声と話すスピードを心がけて受け答えをするようにしましょう。

③相手の目を見て話すことを意識する

面接で受け答えをする際は相手の目を見て話すことを意識しましょう。

目を見て話せるかどうかは、コミュニケーションスキルや営業職への熱意、自信にも関係します。

うつむいたり視線が泳いでいたりすると、面接官は営業職に向いていない人物だと判断する可能性があります。

面接官を凝視するのもよくないため、適度に目線を外しながら受け答えすることがポイントです。

緊張する場合は面接官の眉やおでこ、口元をみたり、目線はあまり意識せずぼんやりと相手全体をみるとよいでしょう。

まとめ

営業 転職 面接

営業職への転職面接は事前に準備をしておくことで本番でも緊張せず冷静に受け答えができるようになります。

自己分析や面接当日に気を付けるべきポイントなどは、時間のある時に繰り返し練習しておくとよいでしょう。

また、冒頭でもお伝えしたとおり、面接の質問事項は何百とあるわけではなく、パターンや傾向が決まっています。

そのため、きちんと対策をすれば質問に対する受け答えの精度も高くなり、通過率もグッと上がります。

転職面接で結果を出すためにも、ぜひこの記事を参考にしながらイメージトレーニングをしてみてください。

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この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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