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面接対策

2024-03-28

【営業職の面接対策】よく聞かれる質問&答え方5選

【営業職の面接対策】よく聞かれる質問&答え方5選

転職活動で合否を左右する大事なイベントといえば、採用面接。面接官の質問にその場で答えなければならないため、苦手意識がある方も多いでしょう。実は、中途採用における面接での質問事項には、ある程度法則やパターンがあります。今回は、よく聞かれる質問とその答え方について詳しく解説いたします。

営業の面接でよく聞かれる質問と答え方

面接のコツは、“質問の意図”を正しく捉えること。

面接で聞かれやすい質問とその答え方を5つご紹介します。面接をうまく進めるコツは、質問の意図を正しく捉えて回答すること。面接官がその質問を通して「何を知りたがっているか?」を汲み取ることができれば、会話もスムーズに進みます。

以下の5つの質問にはどんな意図があるのか、解説もあわせてご覧ください。

面接の答え方 〜営業職希望、鈴木浩さん(男性/28歳)の場合〜

▼出身大学:地方国立大学 経済学部 ▼家族構成:妻、子1人 ▼趣味:キャンプ、登山 ▼性格:好奇心旺盛。人見知りせず、初対面の人にも積極的に話しかけるタイプ ▼前職:注文住宅の営業 ▼転職先に求める事:より大規模な仕事やプロジェクトに携わりたい ▼仕事で身につけたいスキル:投資や資産運用の知識と経験、マネジメントスキル

質問① 「自己紹介をお願いします。」

<回答例>

鈴木浩と申します。私は大学卒業後、ハウスメーカーの営業として5年、お客様のご要望に寄り添った提案を行ってまいりました。お客様のさまざまな悩みを引き出すヒアリング能力や関係構築力が、私の強みだと考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

〜解説〜

まずは自己紹介。これは、どの会社でも必ずと言っていいほど最初に聞かれる質問です。名前、経歴(最終学歴や前職の仕事内容など)、簡単な自己PRを伝えます。

最初の質問で重視すべきなのは、「元気の良さ」や「感じの良さ」。名前や経歴は履歴書に書いてある内容だと思いますので、1分ほどで簡潔にまとめるのがベターです。内容の濃さよりも、好意的な第一印象を残せるよう、明るくハキハキ話すことを意識しましょう。面接官から「エネルギッシュな方だな」「誠実そうな人だな」と思ってもらえると、その後の会話も弾みやすくなります。

質問② 「これまでの経歴やお持ちのスキルについて聞かせてください。」

<回答例>

新卒後、注文住宅の営業として、個人のお客様に向けて間取りやインテリアデザインなどの提案、工事管理、および契約業務を行ってまいりました。売上目標は年間9000万円で、昨年度は全営業所内で2位の成績を収めました。1年間は主任としてメンバー2名のマネジメントも行い、チームの売上達成に貢献した実績があります。また、住宅や土地に関する知識を深めたいと思い、自主学習して宅建資格も取得いたしました。

〜解説〜

中途採用であれば必ず聞かれる、経歴についての質問です。ここで面接官が知りたいのは、あなたが過去にどんな活躍をしてきたか、そして新しい会社でどんな活躍をしてくれそうか、という「将来の期待値」です。

そのため、ただ前職の仕事内容を話すのではなく、過去の実績やスキルをアピールする気持ちも持っておくと良いでしょう。特に異なる業界・職種から転職する場合、細かい仕事内容を伝えても面接官は理解できない可能性があります。職務内容は概要が伝わる程度に大まかに説明し、その後は過去の実績や活かせる能力についての話にシフトした方が、魅力が伝わりやすいかもしれません。

営業の面接でよく聞かれる質問と答え方

質問③ 「なぜ転職しようと考えたのでしょうか?」

<回答例>

前職である注文住宅の営業を行う中で、土地活用や資産運用といった不動産への興味が沸くようになりました。前職では営業、工事管理、契約、マネジメントなどさまざまな経験をさせていただき、期待に応える成果も残せたと考えています。この経験を活かしてより大規模なビジネスに挑戦したいと思い、転職を決意しました。

〜解説〜

面接官が転職理由について聞くのは、「マイナスな理由での転職ではないか」「前職とどう向き合ってきたか」といった点を知りたいため。前職を退職する理由にはネガティブな理由もあると思いますが、できるだけ将来に繋がる前向きな話をすると良いでしょう。

また、志望動機の質問とあわせて「話に一貫性があるか」を確認している場合もあります。面接対策をする際は一つひとつの質問へ個別に回答を考えるのではなく、「面接全体で何を伝えるか」という大きなテーマを持たせると、より論理的に話を進めることができます。

質問④ 「当社を志望した理由はなんですか?」

<回答例>

先ほどの転職理由でも少し触れましたが、今後は不動産についての専門知識を活かし、より大きな予算やビジネスを動かしたいと考えています。御社で手がけている投資用不動産の事業はこの希望に沿った仕事であるため、強く興味を持つようになりました。

特に御社は、単に不動産売買を行うだけでなく、土地活用の提案・サポートまで丁寧に行っている点が強みだと伺っております。その点、私の前職での経験や知識も存分に活かせるのではないかと考えたため、御社を志望いたしました。

〜解説〜

志望理由を答える時のポイントは、どの会社でも言える内容にしないこと。面接官はこの質問を通して「どのくらい自社について理解しているか、興味を持っているか」を探っていることが多いです。そのため志望動機を考える際は、「競合他社では言えないその企業ならではの特徴や強み」を把握しておく必要があります。

営業の面接でよく聞かれる質問と答え方

質問⑤ 「今後の目標はありますか?」

<回答例>

まずはお客様から信頼を寄せられる営業になることが第一の目標です。そのためには深い知識や提案力が不可欠だと考えているため、現在は投資や資産運用について自主的に勉強しています。また数年ほど経験を積んだら、リーダーとして後輩指導や新人育成にも挑戦したいと考えています。

〜解説〜

この質問には、あなたの「今後のキャリア像」や「計画性の有無」を確認する狙いが隠れています。面接官は「あなたが自社で長く定着・活躍してくれそうかどうか」を知りたがっているのです。

そのため、将来への質問にはできるだけ具体的に答えられるように準備しておきましょう。もし転職のために勉強していることなどがあれば、併せて伝えてみてください。あなたが強い意志をもって面接を受けていることが伝わると、面接官の心象にも響きやすくなるでしょう。

まとめ

本記事では、営業職の面接でよく聞かれる質問とその答え方について解説しました。冒頭でもお伝えしたとおり、面接の質問事項は何十、何百とあるわけではなく、パターンや傾向が決まっています。そのため、きちんと対策をすれば通過率もグッと上がるもの。十分な事前準備は面接前の緊張を和らげることにも繋がりますので、ぜひこの記事を参考にしながらイメージトレーニングをしてみてください。

この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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