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営業への転職を成功させる、自己PRの書き方とは?例文と併せて徹底解説。

営業への転職を成功させる、自己PRの書き方とは?例文と併せて徹底解説。

転職活動の際、必ずと言って良いほど求められるのが「自己PR」。特に営業職はお客様への提案が主な仕事となるため、「自己PRの出来次第で合否も変わる」と言われています。本記事では、営業職の転職活動を有利に運ぶ、“勝てる”自己PRの書き方を解説。例文と併せて、ぜひ参考にしてみてください。

第1章「企業が見ているポイント」

企業は、自己PRを通して「自社との相性」を見ている。

自己PRの書き方を理解するには、まず「企業は自己PRのどんなポイントを見ているか?」を知る必要があります。主なポイントは、以下の2点。これを意識すると、自己PRで書くべき内容がクリアになり、通過率もグッと上がるはずです。

【1】自社にマッチするタイプか否か。

企業にも、人と同じようにそれぞれの個性やカラーがあります。例えば、設立したばかりで成長志向の高いベンチャー企業、長い歴史を持つ業界の重鎮的存在の企業、1人1人の個人プレーで成り立っている企業、個人よりもチームワークを重視する企業…など。このような企業独自の文化や風土に合う人かどうかを、企業は注視しています。

理由は、この判断が「定着率」に大きく影響するため。企業は多額のお金をかけて採用活動をしているため、入社した方に早期退職されてしまうのは大きな痛手。そのためできるだけ長く活躍してもらえるよう、企業カラーに馴染めそうな人を採用する傾向があるのです。

このような企業カラーや文化を知るには、企業のホームページをチェックするのがおすすめ。活躍している社員のインタビューや、配属部署の雰囲気、働き方などが細かく書かれている場合も多いので、自己PRを書く際にも大いに役立ちます。

【2】自社の営業として、好成績が残せそうか否か。

もうひとつのポイントは、その人が入社したら「活躍するイメージが持てるか」という点。営業として自社の売上に貢献できそうか?営業としてのポテンシャルを持っているか?という点は必ず重視されます。

一般的に、営業に求められる能力・スキルには以下のようなものがあります。

▼コミュニケーション能力

相手の言葉をもとに会話のキャッチボールをする、会話を広げるなどの能力。

▼自主性

やるべきことを自分で考えて行動する性質、積極的に行動する姿勢。

課題発見力

自社や顧客が目指したい理想の姿と現状のギャップを洗い出し、課題の核をとらえる能力。また、そのギャップを埋めるための策を考え、実行に移す力。

対応力

トラブルが生じた時などに、臨機応変に問題に対処できる力。

とはいえ、ここで言う「営業のポテンシャル」とは、上記のような能力・スキルだけを指すとは限りません。営業と言えど、その種類は様々。相手にするお客様が法人か個人か?どんな業界か?新規開拓をする営業か、既存顧客との関係構築に徹する営業か?などの違いによって、活躍する人物タイプは大きく変わってきます。そのタイプに合ったポテンシャルを持っている人かどうかが、選考でも見られるでしょう。

例えば、先ほど挙げた「既存顧客との関係構築に徹する営業」の場合、商材を積極的に提案するタイプよりも、お客様の困りごとや課題をしっかり聞いて、うまく要望を汲み取れる方のほうがマッチする傾向にあります。

まずは募集要項にある「仕事内容」や「与えられるミッション」をしっかり把握することが大切。その特徴を掴んだ上で、自分のどんな点をPRするか考えてみると良いでしょう。

第1章「企業が見ているポイント」

第2章「自己PRの書き方」

営業経験者は、実績をアピール。未経験者は、過去のエピソードを伝えましょう。

ではここからは、自己PRの書き方について解説します。

まず、自己PRは簡潔に150〜300文字程度でまとめるのがおすすめです。また企業側が文章を読みやすいよう、「結論から書く」ということも気をつけてください。

そして書く際に意識したいのが「説得力を持たせること」。文章ではいくらでも自分を高く評価できてしまいますので、アピールポイントが実務でも活かせることをきちんと証明する必要があります。説得力のある文章の書き方は営業経験者・未経験者で異なりますので、それぞれ見ていきましょう。

▼営業経験者の場合

営業経験がすでにある方は、前職の実績をアピールするのが一番。特に「数字」を出して客観的に活躍ぶりを伝えるのが効果的です。具体的には、目標数字の達成率や、営業成績ランキングなど。

実績を示す際には、その結果に至った経緯や時期も詳しく書きましょう。どのような課題や問題を抱えていて、それをどう乗り越えたのか、どんな力を発揮したのか…といった過程を伝えることで、アピールポイントがよりリアルに伝わります。

▼未経験者の場合

営業経験がない方は「営業の資質があること」「その企業にマッチするタイプであること」などを、過去の仕事や学生時代のエピソードをもとに具体的に書くのが重要です。

あなたが経験したどの仕事にも、営業に通じるスキル・能力が発揮できた場面はありますので、その点をうまく活かしてみてください。

例えば、事務職から営業職へ転職する場合は、「社内メンバーやお客様とこまめに連絡を取って連携を図った」といったコミュニケーション能力や対応力は大きなアピールポイントになります。どのような局面で、どのような行動をして、それがどんな結果に繋がったか、脳内でその場面をイメージできるくらい詳細に伝えることを意識してみてください。

第2章「自己PRの書き方」

第3章「自己PRの例文紹介」

自己PRの例文をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

▼営業経験者向け 自己PR例

私の強みは「課題解決力」にあると考えています。

前職では受発注管理システムの営業を手がけていました。単に商品や費用を紹介するのではなく、お客様の課題や要望を踏まえてからシステムを構築する経験を多く積むことで、課題解決力を養いました。それは、お客様の中で具現化された課題だけでなく、細かなヒアリングを通してお客様が気づいていない課題を探り、解決できる力でもあります。営業として、お客様の想像を超えるソリューションを常に提案してきた結果、全メンバー30人中3位という営業成績を挙げることができました。

▼未経験者向け 自己PR例

私は、臨機応変な対応力とコミュニケーション能力があると自負しています。

前職では総務として働いており、主に新人研修や表彰といった社内イベントの企画を手がけていました。毎年行われるとはいえ、こうしたイベントは急な変更やトラブルが多発します。その際、優先順位の整理、役員を含めた関係各所のとりまとめ、スケジュールの引き直しなどを素早く進行させる能力を身につけることができました。この関係性構築力は貴社の営業職でも、提携工場や顧客対応の仕事に大いに役立つと考えています。

 

まとめ

営業に転職する際の自己PRの書き方について解説しました。自己PRを考える際は、あなたのこれまでの経験を分かりやすく伝えて、理解してもらえるようにすることが大切です。これによって、企業側も「この人は自社で活躍できそうだ」とイメージしやすくなり、書類選考の突破率も高まります。本記事が、あなたの転職活動の参考になれば幸いです。

この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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