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営業職に転職する際の自己PRの書き方とは?例文を用いてポイントやコツを徹底解説

営業職に転職する際の自己PRの書き方とは?例文を用いてポイントやコツを徹底解説

「営業職に転職する際の自己PRってどう書けばいいの?」
「営業転職時の自己PRの例文がみたい」

営業職への転職する際の自己PRを書く際に上記のように考えている方がいるのではないでしょうか。

営業職に転職する際の自己PR文は、数字や実績、具体的なエピソードを記載してください。

しかし、具体例がないとなかなかイメージできない方も多いと思いますので、本記事では、営業職に転職する際の自己PR文の書き方やポイントを詳しく紹介するのはもちろん、下記の4つに分けて自己PR文の例文を紹介します。

  • 業界別の自己PR例文
  • 職種別の自己PR例文
  • 経験別の自己PR例文
  • 自己PR文のNG例

営業職に転職する際の自己PRの書き方がわからない方や例文を見たい方はぜひ参考にしてください。

また、本記事を参考に自己PR文を作成し、書き方が合っているのか・問題ないのか心配な方はぜひhape agentにご相談ください。hape agentは営業職特化型の転職エージェントなので、営業職から、もしくは営業職へする際の自己PR文の添削も可能です。

営業職への転職を検討されている方はぜひ下記よりご相談ください。

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営業職に転職する際の自己PRの書き方とは

営業職に転職する際の自己PRの書き方とは
営業経験者は実績をアピール、未経験者は過去のエピソードを伝えましょう。

自己PRは簡潔に150〜300文字程度でまとめるのがおすすめです。また企業側が文章を読みやすいよう、「結論から書く」ことも気をつけてください。

そして書く際に意識したいのが説得力を持たせることです。文章ではいくらでも自分を高く評価できてしまうので、アピールポイントが実務でも活かせることを証明する必要があります。

実際にどのように自己PRを書くのが望ましいのか、下記2点を紹介します。

  • 数字や実績を記載する
  • 具体的なエピソードを記載する

順に見ていきましょう。

書き方①数字や実績を記載する

営業経験がすでにある方は、前職の実績をアピールしましょう。

特に「数字」を出して客観的に活躍ぶりを伝えるのが効果的です。具体的には、目標数字の達成率や、営業成績ランキングなどがおすすめです。

実績を示す際には、その結果に至った経緯や時期も詳しく書きましょう。

「どのような課題や問題を抱えていて、それをどう乗り越えたのか、どんな力を発揮したのか…」といった過程を伝えることで、アピールポイントがよりリアルに伝わります。

書き方②具体的なエピソードを記載する

営業経験がない方は「営業の資質があること」「その企業にマッチするタイプであること」などを、過去の仕事や学生時代のエピソードをもとに具体的に書くのが重要です。

あなたが経験したどの仕事にも、営業に通じるスキル・能力が発揮できた場面はありますので、その点をうまく活かしてみてください。

例えば、事務職から営業職へ転職する場合は、「社内メンバーやお客様とこまめに連絡を取って連携を図った」といったコミュニケーション能力や対応力は大きなアピールポイントになります。

どのような局面で、どのような行動をして、それがどんな結果に繋がったか、脳内でその場面をイメージできるくらい詳細に伝えることを意識してみてください。

営業職に転職する際の自己PRで企業が見ているポイントとは

営業職に転職する際の自己PRで企業が見ているポイントとは
企業は、自己PRを通して「自社との相性」を見ている。

自己PRの書き方を理解するには、まず「企業は自己PRのどんなポイントを見ているか?」を知る必要があります。主なポイントは、以下の2点。

  • 自社にマッチするタイプか否か
  • 自社の営業として好成績を残せそうか否か

上記を意識すると、自己PRで書くべき内容がクリアになり、通過率もグッと上がるはずです。

ポイント①自社にマッチするタイプか否か

企業が自己PRで見ているポイントの1つ目は、自社にマッチするか否かです。

企業にも、人と同じようにそれぞれの個性やカラーがあります。例えば、下記のような企業が挙げられます。

  • 設立したばかりで成長志向の高いベンチャー企業
  • 長い歴史を持つ業界の重鎮的存在の企業
  • 1人1人の個人プレーで成り立っている企業
  • 個人よりもチームワークを重視する企業

上記のような企業独自の文化や風土に合う人かどうかを、企業は注視しています。

理由は、この判断が「定着率」に大きく影響するからです。

企業は多額のお金をかけて採用活動をしているため、入社した方に早期退職されてしまうのは大きな痛手になります。

そのためできるだけ長く活躍してもらえるよう、企業カラーに馴染めそうな人を採用する傾向があるのです。

このような企業カラーや文化を知るには、企業のホームページをチェックするのがおすすめ。

活躍している社員のインタビューや、配属部署の雰囲気、働き方などが細かく書かれている場合も多いので、自己PRを書く際にも大いに役立ちます。

ポイント②自社の営業として好成績が残せそうか否か

もうひとつのポイントは、その人が入社したら「活躍するイメージが持てるか」という点。

営業として自社の売上に貢献できそうか?営業としてのポテンシャルを持っているか?という点は必ず重視されます。

一般的に、営業に求められる能力・スキルには以下のようなものがあります。

  • コミュニケーション能力(相手の言葉をもとに会話のキャッチボールをする、会話を広げるなどの能力)
  • 自主性(やるべきことを自分で考えて行動する性質、積極的に行動する姿勢)
  • 課題発見力(自社や顧客が目指したい理想の姿と現状のギャップを洗い出し、課題の核をとらえる能力。また、そのギャップを埋めるための策を考え、実行に移す力)
  • 対応力(トラブルが生じた時などに、臨機応変に問題に対処できる力)

とはいえ、ここで言う「営業のポテンシャル」とは、上記のような能力・スキルだけを指すとは限りません。

営業と言えど、その種類は様々。相手にするお客様が法人か個人か?どんな業界か?新規開拓をする営業か、既存顧客との関係構築に徹する営業か?などの違いによって、活躍する人物タイプは大きく変わってきます。

そのタイプに合ったポテンシャルを持っている人かどうかが、選考でも見られるでしょう。

例えば、先ほど挙げた「既存顧客との関係構築に徹する営業」の場合、商材を積極的に提案するタイプよりも、お客様の困りごとや課題をしっかり聞いて、うまく要望を汲み取れる方のほうがマッチする傾向にあります。

まずは募集要項にある「仕事内容」や「与えられるミッション」をしっかり把握することが大切。その特徴を掴んだ上で、自分のどんな点をPRするか考えてみると良いでしょう。

【業界別】営業転職時の自己PRの例文とは

【業界別】営業転職時の自己PRの例文とは
本章では業界別に営業転職時の自己PRの例文を紹介します。

  • 不動産営業の自己PR文例
  • 自動車営業の自己PR文例
  • MR(メディカル営業)の自己PR文例

順に紹介します。

①不動産営業の自己PR文例

不動産営業の自己PR文例です。

不動産営業は、お客様の要望に合った物件を提案するために、コミュニケーション能力や交渉力が求められます。例えば、

私は住宅メーカーやマンション分譲会社での経験を通じて、幅広い業務経験を積んできました。特に新規開拓業務に力を入れ、テレアポやネット広告を活用し、お客様紹介キャンペーンを企画するなど工夫を重ね、新規取引開拓件数で表彰された経験もあります。

また、住宅ローンについても詳しく、他社で審査に落ちていたお客様に対して丁寧なヒアリングと助言を行い、住宅ローン利用の実績を伸ばしてきました。

お客様との信頼関係構築にも力を入れ、売り上げ向上に貢献しています。これらの経験とスキルを活かし、不動産営業のポジションで活躍できる自信があります。

不動産営業に転職する際は、上記のように具体的な経験やスキルをアピールすることが重要です。

②自動車営業の自己PR文例

自動車営業の自己PR文例です。自動車営業は、お客様に最適な車種やプランを提案するために、商品知識や提案力が求められます。具体的な例文は下記です。

私の強みは、顧客への情報提供や提案、商談において的確なアプローチができることです。過去の経験から、来店客や問い合わせ客に対して、どのようにアプローチすれば成約に繋がるのかを常に考え行動してきました。

私は以前の勤務先で、先輩社員のプロセスシートや顧客情報管理を改善し、さらにFP資格を取得してローン相談のスキルを高めました。

その結果、新規顧客獲得において○年~○年と○年連続で○○エリアで1位を獲得しました。また、購入後のフォローも重視し、月に○回のフォローを守り、買い替えや複数台の成約も○~○回ありました。

さらに、営業スタッフの離職を防ぐために、社員評価にプロセス共有やアシストを加え、歩合の一部を分け合う仕組みを提案しました。

その結果、会社全体の売り上げを落とすことなく、人員の定着率を上げることに成功しました。

私の経験とスキルを活かし、自動車営業のポジションで活躍したいと考えております。顧客との信頼関係を築きながら、販売実績の向上やチームの成果に貢献できる自信があります。

上記のように具体的な経験やスキルをアピールして自動車営業に転職してください。

③MR(メディカル営業)の自己PR文例

MR(メディカル営業)の自己PR文例です。MRは、医療機関や薬局などに対して医薬品や医療機器の提案を行うために、専門知識や説得力が求められます。

具体的な例文は下記です。

私の強みは、製薬企業での経験を通じて培ったコミュニケーション力です。私は過去に、多様な地域や多数の新製品、複雑なステークホルダーとの関わりの中で、コミュニケーション力を発揮し、成果を上げてきました。

最近の成功事例としては、他社製品から自社製品への切り替えにより、20の医療機関で新規売り上げ○万円を達成しました。

私は社内で部門を超えて情報共有を行い、ターゲット製品の早期納品を実現するなど、チームワークを大切にしています。

また、病院や代理店を巻き込んだウェブ説明会の実施や、頻繁な訪問など、積極的なアプローチを行いました。

私は多くの人を巻き込み、成果を出していくことを得意としています。そのため、MRのポジションで活躍することができると自負しています。

私のコミュニケーション力を活かし、医療機関との信頼関係を築きながら、製品の販売促進に貢献したいと考えています。

上記のように具体的な経験やスキルをアピールしましょう。

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【職種別】営業転職時の自己PRの例文とは

【職種別】営業転職時の自己PRの例文とは
前章では業界別の自己PRの例文を紹介しましたが、本章では、職種別の自己PRの例文を3つ紹介します。

  • 法人営業の例文
  • ルート営業の例文
  • 新規開拓営業の例文

順に紹介します。

①法人営業の自己PRの例文

法人営業に転職する際の自己PR文の例文を紹介します。

私はヒアリングの際には、相手の役に立つ情報を提供することから始め、常に最新の事例を収集し、顧客の信頼を獲得してきました。また、顧客ニーズに応えるだけでなく、潜在ニーズを考え、自分なりの「プラスワン」を提案することにも力を入れています。

過去の実績として、システム構築の受託案件では目標達成率112%を達成しました。

受注後は顧客と自社技術部門の橋渡し役となり、顧客と社内の調整を進めてプロジェクトを推進してきました。

さらに、技術の知識を持つ営業としての成長を目指し、○年○○資格を取得しました。これらの経験とスキルを活かし、法人営業として活躍できる自信があります。

上記のような形で、具体的なエピソードと数値を入れて自分をアピールするようにしましょう。

②ルート営業の自己PRの例文

ルート営業に転職する際の自己PR文の例文を紹介します。

私の強みは、お客様とのコミュニケーション能力です。週に何度も訪問し、お客様との会話を通じて情報を収集し、信頼関係を築く努力をしてきました。お客様の家族構成や趣味など、個人的な情報を知ることで、お客様に寄り添った提案やサービスを行うことができました。

また、新製品キャンペーンや店内イベントの提案も積極的に行いました。お客様のフィードバックを反映し、共にビジネスを進めることで、お客様からの信頼を得ることができました。

これまでの経験を通じて、お客様との関係性構築や営業戦略の立案、提案力の向上など、ルート営業において必要なスキルを身につけました。

私はお客様との信頼関係を大切にし、共にビジネスを進めることができるルート営業として、貢献できると自負しています。

信頼される営業パートナーとして、新たなチャレンジに取り組みたいと考えています。

数値はないものの、エピソードをしっかりと説明しわかりやすい自己PRといえます。

③新規開拓営業の自己PRの例文

最後に新規開拓営業の自己PRの例文を紹介します。

私は過去の経験から、中小企業のお客様を訪問し、市場分析や財務分析を行いながら、課題解決に取り組んできました。先方の課題を事前に予想し、次回の訪問時には具体的な提案を持参することで、スピーディーな対応を心がけました。

このような提案力と迅速さが信頼を得ることに繋がり、融資案件の受注数を増やすことができました。

また、目標達成のためには常に計画的な行動を取ることが重要だと考えており、自身の行動の量・質を細かく分析し、必要な修正を行ってきました。

その結果、前年比○%の契約件数増加を達成しました。私の提案力と計画性を活かし、新規開拓営業で活躍したいと考えております。

新規開拓営業でも上記のような形で、具体的な数値やエピソードを入れて自分をアピールするようにしましょう。

【経験別】営業転職時の自己PRの例文とは

【経験別】営業転職時の自己PRの例文とは
自己PRの例文をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

営業経験者向けの自己PR例

私の強みは「課題解決力」にあると考えています。前職では受発注管理システムの営業を手がけていました。単に商品や費用を紹介するのではなく、お客様の課題や要望を踏まえてからシステムを構築する経験を多く積むことで、課題解決力を養いました。

それは、お客様の中で具現化された課題だけでなく、細かなヒアリングを通してお客様が気づいていない課題を探り、解決できる力でもあります。

営業として、お客様の想像を超えるソリューションを常に提案してきた結果、全メンバー30人中3位という営業成績を挙げることができました。

未経験者向けの自己PR例

私は、臨機応変な対応力とコミュニケーション能力があると自負しています。前職では総務として働いており、主に新人研修や表彰といった社内イベントの企画を手がけていました。毎年行われるとはいえ、こうしたイベントは急な変更やトラブルが多発します。

その際、優先順位の整理、役員を含めた関係各所のとりまとめ、スケジュールの引き直しなどを素早く進行させる能力を身につけることができました。

この関係性構築力は貴社の営業職でも、提携工場や顧客対応の仕事に大いに役立つと考えています。

【NG例】営業転職時に避けた方がよい自己PR文とは

【NG例】営業転職時に避けた方がよい自己PR文とは
最後に自己PRでNGとされる例を紹介します。

前職では、メーカーのルート営業を行っていました。初年度は全担当顧客で、売上アップを達成し、前年比120%の売上伸長を達成しました。3年目からは納品額が大きい大口クライアントを担当し、所内の営業メンバー15名の中でも、トップの売上を任せていただくことができました。

上記は、数値は使用しているものの、具体的なエピソードがなく、自身の成果のみの内容となっています。

実際に自分がどのような取り組みを行ったのかまで具体的に記載できないと、望ましい自己PR文とはいえないので注意しましょう。

まとめ

【NG例】営業転職時に避けた方がよい自己PR文とは
営業に転職する際の自己PRの書き方について解説しました。

自己PRを考える際は、あなたのこれまでの経験を分かりやすく伝えて、理解してもらえるようにすることが大切です。

これによって、企業側も「この人は自社で活躍できそうだ」とイメージしやすくなり、書類選考の突破率も高まります。本記事が、あなたの転職活動の参考になれば幸いです。

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この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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