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2024年03月29日

【2022年度版】営業職の転職市場レポート。注目すべき最新動向とポイントは?

【2022年度版】営業職の転職市場レポート。注目すべき最新動向とポイントは?

転職活動を行う際に気になる点といえば、最新の転職市場の動向。今回は、営業職全体における最新の市場動向レポートやトレンド、今後の動きなどをご紹介します。特に新型コロナウイルスの影響で大きく揺らいだ2020年からどのように変動したか、ぜひ注目してみてください。

第1章 営業職の求人数の動向

新規求人数は、順調に回復傾向。

新型コロナウイルスの影響で2020年4月から急激に減少した営業職の新規求人数ですが、その後は徐々に回復。2022年6月には2年半ぶりに2万8000件を超えるなど、コロナ以前の数字に戻りつつあります。また、新規求人数は今後も上昇していく見込みです。特に営業職は売上を向上させるために不可欠な存在のため、これまで自粛していた営業活動を再起させるためにも採用を強化していくと見られています。

第1章 営業職の求人数の動向

引用:一般職業紹介状況(職業安定業務統計) / 一般職業紹介状況 /営業の職業 新規求人数 (令和4年8月)

またグラフを見ていただくと分かるように、求人数はだいたい3ヶ月周期で増減を繰り返します。これは、企業側が求職者の転職意向が強まる時期にあわせて採用活動を調整するため。その結果、期末である3月や9月、またクオーター末である6月や12月に求人数が集中するのです。「より多くの求人の中から転職先を選びたい」とお考えの方は、この時期にあわせて転職活動を行うと良いかもしれません。

第1章 営業職の求人数の動向

第2章 注目の業界・職種

DX需要により、IT・Web業界やインサイドセールスの求人が増加。

コロナ禍以降の営業職の転職市場は、求人数だけでない部分にも変化が出始めています。ここからは、今後注目される業界や職種(営業職の種類)について解説していきます。

▼IT、Web、コンサル業界が活況。

ここ最近、特に求人数が増加傾向にあるのがIT、Web、コンサル業界。以前から注目されていた業界ではありますが、コロナ禍以降その動きが加速しています。その背景にあるのは、リモートワークの普及。感染防止対策として、国から在宅勤務やリモートワークが推奨された2020年。この変化に伴い、情報のデジタル化や業務プロセスの変化が余儀なくされました。その結果、DX化(デジタルテクノロジーを駆使して、経営やビジネスプロセスを再構築すること)の動きが顕著に。これにより、IT・Web業界や社内のDX化をサポートするコンサルティング業界の需要が高まっているのです。

▼インサイドセールスなど、非対面型の営業職が増加。

インサイドセールスとは、その名の通り内側(社内)で活動する内勤営業のこと。電話、Web会議システム、メールなどのツールを使って、お客様と非対面で営業活動を行う手法・職種を指します。

インサイドセールスは自宅にいながら営業活動ができるため、コロナ禍の働き方には最適。また移動コストがかからないため、短い時間で多くの顧客と接点を持てるという効率性も兼ね備えています。その結果、営業活動を分業化して「見込み顧客の獲得はインサイドセールスに、その後の商談〜受注はフィールドセールス(訪問営業)に」という新しい業務フローへと移行する企業が増えているのです。特にSaaS製品など「サブスクリプション型」のビジネスを展開する企業では、インサイドセールスの採用にかなり力を入れています。

第2章 注目の業界・職種

第3章 今後の転職市場におけるポイント

「既卒・第二新卒」や「課題解決力」への注目度が上昇。

最後に、今後の営業職の転職市場における注目ポイントを解説していきます。

▼既卒や第二新卒の採用が積極化。

IT・Web業界をはじめ、現在多くの企業で積極的に行われているのが「若手未経験者」の採用。近年は人口減少や経験者不足が進んでいることから、これまでは即戦力採用が主流だった企業も未経験者にまで間口を広げるようになっています。

また「自社のカルチャーを根付かせたい」という理由から、若手採用に力を入れる企業が増加。特に今年は、コロナ禍で2020年・2021年に新卒採用ができなかった企業を中心に、既卒・第二新卒者をメインターゲットとした募集を行うケースも増加しています。

▼「課題解決能力」が重要な採用基準に。

少し前まで、企業の営業活動における新規顧客は、チラシ投函や電話、飛び込み訪問など「人力」で獲得するのが一般的でした。しかし最近はIT化やSNSの発達により、HPやネット広告、クチコミなど「非人力」の営業・宣伝手法を取り入れる企業が増加。単なる商品紹介や顧客との接点の獲得はAIやDXに任せて、営業メンバーは高度で専門的な提案活動のみを行うという体制を構築する企業が増えています。

その結果、「企業の課題にあわせた解決方法を導いたり、提案したりする”課題解決”の能力があるか否か」を採用の判断基準にする企業が急増しています。

第3章 今後の転職市場におけるポイント

まとめ

本記事では、営業職全体における最新の市場動向レポートやトレンド、今後の動きなどをご紹介しました。転職のしやすさや転職先の選択肢は、市場動向に大きく左右されるもの。世の中の動きを踏まえて転職活動を行うことで、理想を叶えやすくなるでしょう。

ただ、転職に慣れていない方は「市場動向を踏まえた対策を」と言われてもなかなか行動に移せないですよね。そんな時はぜひ、転職エージェントを活用してみてください。“転職のプロ”であるキャリアコンサルタントから的確なアドバイスがもらえるため、転職活動では大きなアドバンテージになるでしょう。

この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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