2024年03月29日
不動産営業の魅力とは?仕事内容や種類、転職のコツをご紹介。
高収入を得られる営業職としてよく知られる不動産営業。マイホームの購入など普段の生活で接することも多い職業ですが、不動産営業の詳しい仕事内容までは分からない…なんて方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、不動産営業について詳しく解説。おすすめの不動産営業の種類や、転職のコツもご紹介します。
第1章 不動産営業とは?
顧客やオーナーにとっての“資産”を扱う、専門性の高い営業職。
不動産営業とは、賃貸アパートや分譲マンション、一戸建てなどの不動産を扱う営業職のこと。不動産は非常に大きな買い物であり、所有者にとっては重要な資産となるため、法律や金融についての深い知識が必要になります。また、不動産営業にはさまざまな種類があり、それぞれ仕事の流れやミッションも大きく変わります。主な不動産営業の種類とその仕事内容について、下記で詳しく解説します。
・賃貸仲介営業
不動産オーナーが所有する賃貸物件を部屋を借りたい顧客へと提案する仕事です。来店した顧客への対応のほか、賃貸物件サイトへの登録、内見案内、物件の申し込み、契約書の作成、入居後のトラブル時の一次対応などを行います。また宅建資格を持っている場合は、入居前に顧客に向けて重要事項の説明も行います。
・売買仲介営業
不動産を売りたい人と買いたい人の間に立ち、両者の仲介を行う仕事です。買い手・売り手それぞれの集客(テレアポや広告出稿など)、物件の査定、条件交渉、内見案内、ローン手続き、契約書作成、重要事項説明など幅広い業務を担います。
・住宅販売営業
自社が保有する土地や自社で建築した物件を顧客へと提案する営業です。先ほどの売買仲介とは異なり、自社商品を直接顧客へと売る仕事となります。物件の売り出し(ビラ配りなど)、提案、ローンの手続き、契約書の作成、入居後のアフターケアなどを行います。
・投資用不動産営業
居住用ではなく「投資用」の賃貸物件を投資家に販売する仕事です。投資家や企業の集客・商談、収益や運用のシミュレーション、運用方法の提案、投資ローンの提案、所有権移転の手続きなどを担います。
・用地仕入れ営業
“売らない営業”とも呼ばれる、物件や土地の仕入れを担当する営業を指します。最新の不動産情報の収集、地主や不動産会社への営業活動、不動産の査定、売り手との条件交渉、仕入れ後の販売計画立案などを担います。
第2章 タイプ別・おすすめの不動産営業
まずは得たいスキルや収入額、取引したい顧客について考えよう。
ここからは、第1章の不動産営業の種類を踏まえて、それぞれのタイプに合ったおすすめの不動産営業をご紹介します。
▼売りやすい営業に就きたい方は… 賃貸仲介営業がおすすめ。
賃貸物件は他の不動産よりも価格が低く、顧客の数も多いため、初回案内〜契約・受注のスパンが短めです。そのため「成果が出やすい仕事がいい」「売りやすい営業に就きたい」とお考えの方には、賃貸仲介営業をおすすめします。ただ他の不動産営業と比べるとインセンティブの額が低い傾向があるため、高収入を得たいタイプの方は注意が必要です。
▼実力主義の営業に興味がある方は… 売買仲介営業がおすすめ。
売買仲介営業は売り手・買い手どちらにも対応するため仕事の幅が広く、裁量が大きいという特徴があります。賃貸仲介営業と比べると受注するまでの期間が長くなりやすいですが、その分一度の契約で大きな売上が見込めます。インセンティブの額も比較的高くなりやすいため、「成果の分だけしっかり稼げる仕事がしたい」とお考えの方におすすめです。
▼ブランド戦略や営業戦略を学びたい方は… 不動産販売営業がおすすめ。
自社保有の土地や、自社ブランドの物件を販売する不動産販売営業は、競合他社との明確な差別化を意識した提案が必要。またSNSや折込チラシ、テレアポなどさまざまな方法で集客を行うため、広告や販促の知識も身につきやすいでしょう。「商材に愛着を持ちたい」「ブランド戦略や営業戦略にも興味がある」という方は、不動産販売営業がおすすめです。インセンティブの額も高い傾向があり、高収入が見込めます。
▼投資の知識を得たい方は… 投資用不動産営業がおすすめ。
投資用不動産営業は単に物件を紹介するだけでなく、不動産という資産をどのように運用すれば収益を上げやすいか、どの物件を選ぶのが効率的か…といった資産運用の提案も行います。投資ローンや利回り、投資分析などの知識が身につきやすいため「投資に興味がある」「金融知識を得たい」という方におすすめです。こちらもインセンティブの額が高い傾向があり、高収入が見込めます。
▼不動産の活用に興味がある方は… 用地仕入れ営業がおすすめ。
用地仕入れ営業は、不動産を顧客に売るのではなく、購入してその後の活用方法を計画・立案する仕事です。そのため「土地や不動産の活用に興味がある」「不動産の価値を高める企画を考えたい」とお考えの方におすすめします。ただし、用地仕入れ営業は経験や実績が必要となることも多く、未経験の方は転職難易度が高めかもしれません。これまでの経験やスキルが求められる分、年収も高い傾向があります。
第3章 不動産営業への転職を成功させるコツ
転職の相談は、不動産営業の求人が豊富な「hape Agent」へ。
第1章・第2章でお伝えしたとおり不動産営業にはさまざまな種類があり、仕事内容や向き・不向きもそれぞれ異なります。志望企業をどう選ぶかによって転職活動のスムーズさも変わってくるため、効率的に転職先を選びたいという方は転職エージェントを活用してみてください。
不動産営業を志望する方に特におすすめなのが、営業職に専門特化している「hape Agent」。常時8000件以上の営業求人が紹介可能なため、自分に合う職場が見つかりやすいんです。また、丁寧なカウンセリングや書類添削により、書類通過率は他社を圧倒する「90%」。マッチングの精度も高いため「面接後3人に1人が内定獲得」と、業界トップクラスの内定率を実現しています。
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まとめ
今回は、不動産営業の仕事内容や種類、転職活動を成功させるコツについてご紹介しました。不動産営業は、頑張り次第で年収1000万円超えも目指せる仕事。しっかり稼ぎたい方や、営業力を強化したいと考えている方にピッタリです。
営業職特化のhape Agentでは、営業職や転職に関する質問・相談を無料で受け付けております。不動産営業について深く知りたいという方は、ぜひhape Agentを頼ってみてください。
この記事の監修者
株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸
人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。