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営業職についての理解

2024年03月29日

「IT営業」の経験が活かせる、おすすめの転職先5選。

「IT営業」の経験が活かせる、おすすめの転職先5選。

「IT営業」とは、システム開発や運用、パッケージソフト、Web制作、ネットワーク機器といったITサービスを提案する営業職のこと。今とても注目されている仕事ですが、「担当領域を広げたい」「提案する商材を変更したい」「激務でなかなか休めない」といった理由で転職を考えているIT営業職の方も多いと言われています。今回は、そんなIT営業の方に向けて「おすすめの転職先」をご紹介します。

第1章 IT営業におすすめの転職先

IT営業で得られる知見は、さまざまな仕事で応用可能!

IT営業は「IT関連の専門知識」と「営業スキル」の2つを併せ持っている点が特徴。経験が活かせる業界・職種は数多くありますが、今回はその中でも特にIT営業の知識・スキルを求めている転職先をご紹介します。

・インサイドセールス

電話やメールなどのツールを使って、お客様と非対面で営業活動を進めていくのがインサイドセールス。営業職の一種です。自らで商談を行うのではなく、見込み顧客のニーズを引き出してフィールドセールスにパスするのが主なミッションとなります。インサイドセールスはサブスクリプション型のビジネスモデルを採用するSaaS企業に在籍していることが多いため、営業経験だけでなくIT知識も大いに活かせます。

・プリセールス

プリセールスとは、システム構築やソフトウェア製品を導入する際に、IT知識を用いて営業担当をサポートする仕事です。顧客の窓口担当となるのは基本的には営業担当ですが、技術面に関わる説明や質疑応答はプリセールスが対応します。そのためIT知識はもちろんのこと、営業で培ったコミュニケーション能力も役立つでしょう。

・TAM(テクニカルアカウントマネージャー)

TAMとは、自社プロダクトを導入する顧客に伴走し、技術的な導入支援や運用全般をサポートする仕事。主に外資系企業に多くみられる職種です。運用面の課題を解決するために利用状況を分析したり、アクションプランを立てたりすることもあります。ITに関する知識や興味関心、そして顧客の困りごとを汲み取る営業としての経験が活かせます。

・ITコンサルタント

顧客の経営戦略をヒアリングし、それに沿ったIT投資計画の策定、必要なツールの導入・支援を行うのがITコンサルタントです。自社のプロダクトやサービスを提案するIT営業と比べると、より課題解決能力や経営視点が求められる仕事です。スキルアップや年収アップを目指したい方におすすめです。

・キャリアアドバイザー

「IT業界以外で仕事がしたい」という方は、人材不足の企業と求職者をつなぐキャリアアドバイザーの仕事もおすすめ。ITサービスと人材サービスには「カタチのない無形商材」という共通点があるため、仕事にも慣れやすいでしょう。また人材業界は未経験でも転職しやすいと言われているため、IT営業しか経験のない方でも挑戦可能です。

第2章 IT営業経験者のアピールポイント

第2章 IT営業経験者のアピールポイント

IT営業だからこそ身につく能力・スキルは多数ある。

IT営業経験者には「IT営業はキャリアパスが不透明」「他社で活かせるスキルが身についているのか不安」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際は、IT営業だからこそ得られる汎用的な能力・スキルは多くあります。そこで、面接でアピールしたい「IT営業ならではの強み」をご紹介します。

▼専門知識を分かりやすく伝える力

IT営業は、さまざまな業界・立場の顧客に対して、ITという専門的な製品やサービスを提案する仕事です。そのため経験を積むごとに、一般の人には分かりにくい複雑な仕組みや専門用語を噛み砕いて説明する力が身につきます。また「難しい知識でもきちんとインプットする姿勢や理解力があること」も、アピール材料になるでしょう。

▼交渉力

ITシステムは顧客の要望にあわせて構築していきますが、途中で要件が変わることも多く、予算や納期の調整が非常に大変なものです。そんな調整を常に行っているIT営業は、非常に交渉力に長けていると言えるでしょう。営業に欠かせない素養の一つであるため、面接でも評価されやすいです。

▼ヒアリング力

先ほども少し触れましたが、ITサービスはカタチのない無形商材のため、営業は企業ごとに異なる顧客ニーズにあわせて提案を行います。そのため、商談を重ねるたびに「さまざまな角度からヒアリングし、相手の要望を的確に把握する力」が養われていくのです。面接でも「ただ商材を売るだけでなく、課題解決までできる営業」として大いに評価されるでしょう。

まとめ

まとめ

今回は「IT営業経験者におすすめの転職先」をご紹介しました。IT営業からの転職をお考えの方は、まずは転職によってどんな環境から脱却したいのかを整理してみてください。「労働条件を改善できるのであれば、IT営業のままでもいい」「IT業界以外の道に進みたい」など、人によって転職で叶えたいことは異なります。丁寧に自己分析を行うことで、より自分にマッチした職場を探しやすくなりますよ。

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この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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