2024年03月29日
住宅営業の仕事とは?転職活動のポイントや向いている人の特徴を解説
「一生に一度の買い物」とも言われる家の購入に寄り添う住宅営業。お客様自身やそのご家族の人生に大きな影響を与える、やりがいある仕事です。今回は、そんな住宅営業の詳しい仕事内容や得られるスキル、向いている人の特徴、転職活動を行う際のポイントなどをご紹介いたします。住宅営業に興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。
第1章 住宅営業とは
住宅営業とは、住まいの提案から入居後のアフターケアまで行う仕事。
まずは、住宅営業の基本的な仕事内容や得られるスキルについてご紹介します。
【住宅営業の仕事内容】
「住宅営業」とは、住宅を建てたいお客様や購入したいお客様に向けて、要望をもとにした最適な提案や入居までのサポート、そして入居後のアフターケアなどを行う営業職です。住宅営業は主に3種類あり、それぞれ少しずつ業務内容が異なります。以下で詳しくご説明します。
■注文住宅営業
住宅を新たに建てたいお客様に対応する営業職。まずはお客様に理想のライフプランを伺い、それをもとに家の間取りやデザインなどを提案して形にしていきます。その後、設計・施工に入ったら建築士や施工管理と連携して工期や予算を管理したり、お客様の要望に沿った家が完成するように指示・調整をします。住宅メーカーは引き渡しから10年間は修繕などのアフターケアを行うことが法律で義務化されているため、入居後もお客様との付き合いが長く続きます。仕事の幅が広いのが、注文住宅営業の特徴です。
■建売住宅営業
間取りやデザイン、設備などが決まっている住宅を販売する営業職。一般的にはモデルハウスなどの展示場で集客を行い、興味を持ってくれたお客様に物件の魅力をアピールして購入へと繋げます。建築済みの物件を案内することがほとんどのため、注文住宅と比べると業務幅が狭めで営業に注力しやすい仕事と言えます。
■リフォーム営業
住宅のリフォームを提案する営業。企業にもよりますが、リフォーム営業はテレアポや訪問などの新規開拓から行うことも多めです。その後は注文住宅と同様、お客様の要望をもとにリフォーム箇所やデザインなどを決定し、施工担当者と連携しながら工事を進めていきます。リフォームには家全体の改築や増築といった大規模な案件から、外壁の塗り替えなどの小規模なものまで幅広くあるため、予算や工期は案件により大きく異なります。
【住宅営業を行うことで得られるスキル】
住宅を扱う仕事であるため、土地・建築に関する法律知識や施工についての知識が身につきます。働きながら宅建資格を取得する方も少なくありません。住宅ローンの組み方や、ライフプランにあわせた資産運用の方法、税金対策などもお客様に提案するため、深い金融知識も身につくでしょう。
第2章 住宅営業に向いている人
お客様の人生に深く関わる仕事がしたい方や、幅広い知識を身につけたい方におすすめ。
住宅営業は、どのような人に向いている仕事なのでしょうか?活躍しやすい人物の特徴を以下で解説いたします。
・お客様の人生に深く関わる仕事がしたい方
お客様がその後何十年と暮らしていく「住まい」を提案する、住宅営業。お客様と何度も話し合いを重ね、その先の人生を見据えながら理想の家を一緒に作っていく仕事です。責任もやりがいも大きな仕事であるため「お客様に深く関わりたい」「影響力の大きな仕事がしたい」と考えている方に向いています。
・幅広い知識やスキルを習得したい方
特に注文住宅の営業は、一般的な営業活動に加えて、建築士や施工管理との連携や調整、施工のスケジュールや予算管理、ローンや保険などの選定・提案、アフターケア…と非常に幅広い業務をこなします。そのため、営業スキルだけでなく法律や金融などの知識・スキルも習得したいという方におすすめです。
・段取り上手な方
住宅営業は完成までのスケジュール管理や予算管理の徹底が肝心な仕事。お客様の希望入居日や予算から逆算して、複雑な工程を進めていかねばなりません。そのため、誰かの指示を待つのではなく、自ら段取りを考えて行動に移せる方は早期活躍が見込めるでしょう。
第3章 住宅営業への転職を成功させる方法
志望動機に力を入れ、熱意や意欲を積極的にアピールしよう。
住宅営業へ転職したい方に向けて、転職活動の際のポイントを詳しく解説します。
・志望動機に力を入れる
住宅は大きな買い物である分、簡単には成約に至らないもの。初めのうちは辛抱強さが必要となるため、選考では「住宅営業として働いていく意欲が本当にあるのか」という点に注目が集まりやすいです。そのため、住宅営業の仕事についてしっかりと理解した上で、納得のいく志望動機を考えてみてください。「なぜ他の営業ではなく住宅営業の仕事がしたいのか」「入社後にどんなイメージを抱いているのか」など、自問自答を繰り返していくと回答にも深みが増しますよ。
・深掘り質問にも矛盾なく答えられるよう、入念に準備
面接でも、あなたの熱意を確かめるためさまざまな角度から質問されるでしょう。もし回答に矛盾があると「本音を伝えていないのではないか」と疑問を持たれてしまい、評価が低くなる可能性もあります。「転職理由と志望動機の内容は筋が通っているか」など、回答のつじつまが合っているか事前にきちんと確認しておきましょう。
第4章 住宅営業志望の方におすすめの転職エージェント
住宅営業へ転職するなら、営業職特化の転職エージェント「hape Agent」へ。
第1章でもお伝えしたとおり、一口に住宅営業といってもその種類はさまざま。自分に最適な会社や仕事が知りたい方は、ぜひ営業職に特化した転職エージェント「hape Agent」へご相談ください。
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まとめ
今回は、住宅営業の仕事内容や身につくスキル、向いている人、転職のコツなどをご紹介しました。住宅メーカーや不動産仲介企業は全国に数々あるため、自分にマッチした一社をきちんと吟味することが大切です。少しでも転職に不安がある方は、ぜひ「hape Agent」へご相談ください。
この記事の監修者
株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸
人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。