2024年10月09日
保険営業からの転職におすすめの業界6つと職種4つ!転職のコツと保険営業の強みも紹介
「保険営業からの転職は難しい?」
「保険営業からの転職はどこがおすすめ?」
保険営業からの転職を検討している方であれば、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
保険営業は他業種・職種でも活かせるスキルが身につくため、転職でも有利になりやすいです。
しかし、実際にどのような企業が自身に適しているのかわからない方も多いでしょう。
本記事では保険営業からの転職におすすめの業種と業界10選をご紹介していきます。転職で有利になる保険営業の強みや、転職を検討した方がよい人の特徴、転職を成功させるコツなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
保険営業からの転職には他業界がおすすめ!他業界で活かせる保険のスキル4つ
保険営業からの転職は、他業界の営業職がおすすめです。その理由として、保険営業で身につけられる以下4つのスキルがあげられます。
- コミュニケーション力
- 商品理解力
- 数字意識
- 忍耐力・精神力
転職でアピールできる自身の強みを振り返るためにも、ぜひ参考にしてみてください。
スキル①コミュニケーション力
保険営業で身につけられるスキルに、コミュニケーション力があります。
コミュニケーション力は営業職で重要なスキルです。
そのなかでも、保険営業はお客様一人ひとりの将来を見据えた、最適な商品の提案をするため、より深いコミュニケーションスキルが求められます。
法人営業のようなドライな関係ではなく、お客様に「この人なら安心して任せられる」と思ってもらえるような感情に訴えかけられる提案力やプレゼン力は保険営業で身につくスキルです。
このような、保険営業の場数を踏まなければ身につかず、他業界へも活かせられる強みといえるでしょう。
スキル②商品理解力
保険営業で身につけられるスキルに、商品理解力があります。
保険商品には終身、医療、介護などさまざまあり、保険会社ごとに特徴も多種多様です。
そのため、保険営業では自社商品にはどのような特徴があるのか、他社と比較してどのように違うのか、お客様へわかりやすく説明できるレベルまで理解しておかなければなりません。
金融や保険に関する基礎知識や保険商品ごとの特徴に関する情報を整理して理解できる能力は、他業界の製品理解でも役立つでしょう。
スキル③数字意識
保険営業で身につけられるスキルに、数字意識があります。
営業ノルマに対する意識や自身で設定した数値を達成するという意欲など、保険営業では数字意識が強く身につきます。
営業職にはルート営業のようなノルマのない業種もあります。とはいえ、営業は企業の売上をたてる最も重要なステップであり、ほとんどの企業でノルマが設けられています。
保険営業は他の営業職と比べてもノルマが厳しい傾向にあるため、他の企業へ転職した場合、身についた数字意識は役に立つでしょう。
スキル④忍耐力・精神力
保険営業で身につけられるスキルに、忍耐力・精神力があります。
保険営業は厳しいノルマが課せられやすいです。また、個人のお客様への営業であり、一日に何件ものアポイントや商談をこなせるため、体力も使います。
さらに、保険商品を販売する企業は多く、競争力も高いため入念な準備や営業力のスキルアップなど自身で学習する必要もあります。
このような、保険営業ならではの厳しさに耐えられれば、どのような業界でも役立つ忍耐力と精神力が鍛えられます。
保険営業からの転職におすすめの他業界6選
ここからは、保険営業からの転職におすすめの他業界を6選ご紹介します。
- 不動産の営業
- 医療系の営業
- Web・ITの営業
- 人材系の営業
- メーカー営業
- 銀行・金融の営業
それぞれの業界の特徴を把握して、自身が活躍できるイメージをしてみてください。
業界①不動産の営業
不動産の営業は、個人のお客様向けの戸建てやマンションの販売、法人向けに商業ビルやオフィスビルの販売を行います。
個人のお客様のライフプランに関わるといった点では保険営業と類似しています。そのため、保険営業で培ったお客様に寄り添ったコミュニケーションスキルを活かせるでしょう。
また、投資用物件の販売は保険営業で身につけた数字意識が役立ちます。不動産営業は業態によっては高年収も狙えるため、稼ぐ意欲のある人にはおすすめです。
業界②医療系の営業
医療系の営業とは、MR(Medical Representative)や医療機器メーカーの営業などが挙げられます。
医師や看護師など、医療従事者に向けて営業しますが、大元の顧客は病院や診療所など法人である場合が多いです。
医療の専門家へ薬品や医療機器を販売するため、自社製品を売り込むプレゼンスキルと高度な専門知識が求められます。
近年では医療とITを組み合わせたヘルステック業界も伸びており、オンライン診療システムや電子カルテなどのITサービスを販売する企業も増えています。
業界③Web・ITの営業
Web・ITの営業はWebサービスやITシステムの販売を行います。
法人を顧客として企業のビジネスを促進するツールを提案し、導入からアフターサポートまで引き受ける場合もあります。
自社のホームページや宣伝によって問い合わせをしてきたお客様相手に自社サービスを提案する場合が多く、営業手法や製品など保険営業とは大きく異なる業態です。
保険営業で培った営業力を活かして、新しい業界へチャレンジしてみたい人におすすめです。
業界④人材系の営業
人材系の営業は従業員を採用したい企業へ人材の紹介や派遣をします。
仕事を探している人と従業員を採用したい企業の仲介を行うため、求職者個人と法人の企業の両方とコミュニケーションをとるという特徴があります。
保険営業で培ったお客様個人によりそうコミュニケーションスキルは、仕事を探している求職者の悩みや要望を聞き取る際に活かせるでしょう。
また、人材営業も一日に何件もアポイントをこなして数を多くこなすことが求められるため、保険営業の経験は役立ちます。
業界⑤メーカー営業
メーカー営業は医療機器や自動車、製薬、電気、化粧品などさまざまな業界で自社で生産した製品の営業を行います。
製品によって個人へ直接販売する場合もありますが、一般的には商社や卸売業者など法人へ営業する企業が多いです。
また、大手のメーカー企業では、すでに取引のある企業へ回るルート営業が多くなります。
保険営業とは営業手法も業態も異なるため、メーカー営業も新しい業界へチャレンジしたい人におすすめです。
業界⑥銀行・金融の営業
銀行・金融の営業は法人への融資や個人への信託商品の販売など、金融に関わる営業全般です。
保険も金融商品のため、商品の中身は違えど同じ業界内といえます。
そのため、すでに身につけている商品や業界の知識、営業手法などをそのまま活かしやすいです。
ただし、企業によって顧客や商品は異なるため、自身のキャリアや適正をみながら転職先を選ぶとよいでしょう。
保険営業からの転職でおすすめの職種は?未経験でも可能な職業4選
続いては、保険営業からの転職で、未経験でもできるおすすめの職種を4選ご紹介します。
- マーケティング・企画
- コンサルティング
- エンジニア
- 事務・経理
新しい職種へチャレンジしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
職業①マーケティング・企画
保険営業からの転職におすすめの職種に、マーケティング・企画があげられます。
自社商品が市場で売れるためにはどのような施策を打てばよいか、市場や顧客ニーズを調査し、事業へ落とし込む仕事です。
保険営業では個人のお客様と深い付き合いをしていくなかで、本やネットだけでは拾えない貴重な市場のニーズを知ることができます。
そのため、保険業界で積み上げてきた一般消費者の動向や知見は、マーケティング・企画職でも大いに役立つでしょう。
職業②コンサルティング
保険営業からの転職におすすめの職種に、コンサルティングがあげられます。
コンサルティングは顧客の悩みや課題を聞き出し、最適な解決策を提案する職業です。
そのため、保険営業で身につけたヒアリング力やお客様へ最適な商品を提案する力がコンサルティングでも役立ちます。
ただし、コンサルティングにもさまざまな業界と業態があるため、自身の能力や業界の知識に合わせて適した転職先企業を選びましょう。
職業③エンジニア
保険営業からの転職におすすめの職種に、エンジニアがあげられます。
Web・IT業界は慢性的にエンジニア不足となっているため、未経験からでも必要な知識と技術を身につけられれば転職可能です。
なかでも、コミュニケーション能力の高いエンジニアを企業は求める傾向にあります。そのため、保険営業を経験している点はエンジニアへの転職にも有利になりやすいです。
近年ではプログラミングスクールも流行しているため、興味のある方は検討してみるとよいでしょう。
職業④事務・経理
保険営業からの転職におすすめの職種に、事務・経理があげられます。
事務・経理は書類の作成やお客様対応、受発注に関わる事務作業など、企業のバックオフィス業務がメインです。
そのため、保険営業のようにノルマに追われることもなければ、高度なコミュニケーションスキルが求められることもありません。
細かい事務作業をミスなくこなせる人におすすめの職種です。
保険営業から転職した方がよい人の特徴4つ
では、保険営業から転職した方がよい人とはどのような人でしょうか?
ここでは4つにまとめて特徴をご紹介します。
- 他業界・業種へ興味がある
- 保険業界に向いていない
- 保険営業の働き方が合ってない
- 環境に馴染めない
転職を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
特徴①他業界・業種へ興味がある
保険営業から転職した方がよい人の特徴として、他業界・業種へ興味があるという点が挙げられます。
現在の保険営業と比較しても他にやりたい仕事があるという場合は、なるべく早く転職を検討しましょう。
自身がやってみたい、興味のある分野に挑戦しながら時間を過ごす方が、充実した毎日を送れます。
保険営業で経験を積んだ後に挑戦したいという場合は、いつまでに転職するか期限を決めておくとよいでしょう。
特徴②保険業界に向いていない
保険営業から転職した方がよい人の特徴には、保険業界に向いていないという点も挙げられます。
保険商品をよいと思ってなかったり、心の底からお客様へすすめられなかったりする場合は、保険業界に向いていません。
また、営業で足を動かす前に頭で考えすぎてしまう人も保険業界に向いていないといえます。
自身が営業している商品を好きになれるか、考える間にとにかく誰かに買ってもらいたいと思えるかを振り返ってみるとよいでしょう。
特徴③保険営業の働き方が合ってない
保険営業から転職した方がよい人の特徴として、保険営業の働き方が合ってないという点も挙げられます。
保険営業には、基本給が少なく、インセンティブが多くを占める給与体系となっている企業も多いです。
そのため、営業で契約を取れないと給料が安定しない場合もあるでしょう。
また、保険営業はとにかく足を使って数をこなすため、体力がついてこないという人も働き方があっていないといえます。
特徴④環境に馴染めない
保険営業から転職した方がよい人の特徴には、環境に馴染めないという点も挙げられます。
こちらは保険営業だけに限りませんが、職場環境に馴染めない場合は早めに転職を検討しましょう。
人間関係や職場の雰囲気といった、仕事以外の要因にエネルギーを使ってしまうと、自身の能力を発揮できなくなってしまいます。
考えていたような働き方ができていないと感じたら、思い切って環境を変えてみることをおすすめします。
保険営業からの転職は難しい?転職活動のコツ4つ
最後に、保険営業からの転職活動を成功させる4つのコツをご紹介します。
- 自己分析する
- 保険業界からの転職理由を明確にする
- 企業・業界を研究する
- 保険営業からの転職に強いエージェントを利用する
保険営業の強みと弱みを活かして活躍できる企業を見つけたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
コツ①自己分析する
保険営業からの転職を成功させるためには、自己分析をしましょう。
これまでの経歴を振り返って、自身の強みや弱み、得意なことを明確にします。
また、保険営業を通して得意だったことや苦手だったこと、実績なども具体的に書き出します。
自己分析をすることで、自身がどのような業種・職種に適しているかわかりやすくなるため、転職活動もスムーズに進められるでしょう。
自己分析は短期間では詳しくできないため、なるべく長い時間をかけて行うとよいです。
コツ②保険業界からの転職理由を明確にする
保険業界からの転職理由を明確にすることも、転職活動を成功させるために重要です。
転職活動ではネガティブな転職理由はよい印象を与えません。そのため、なぜ保険業界から転職するに至ったのか、できるだけポジティブな理由を考えておきましょう。
保険業界のやりがいや魅力、うれしかったことなどを具体的に伝えたうえで、それでも転職したいと思った理由を述べると好印象をもってもらいやすくなります。
コツ③企業・業界を研究する
転職活動の際には、企業・業界の研究も重要です。
保険業界から新しい業種・職種へ転職する際には、事前にどのような職業なのか把握しておくとよいです。
各業界・業種の特徴を把握すると、自身の適正がわかるだけでなく、面接時に仕事へ意欲があるととらええられやすいです。
企業・業界を研究するなかで、どのような部分に魅力を感じたのかも述べられるとより好印象を与えられます。
コツ③保険営業からの転職に強いエージェントを利用する
保険営業からの転職に強いエージェントを利用することも、転職活動を成功させるために重要です。
自己分析や業界・企業の研究を一人で行うには限界があります。
転職活動の時間も限られるとなると、転職を有利にすすめられるまで具体的に分析できない恐れもあります。
そのため、保険営業からの転職に強いエージェントを利用し、プロに相談しながら効率的に転職活動をすすめましょう。
なお、hape agentは営業職に特化した転職エージェントです。保険営業からの転職を検討している方は、ぜひ利用を検討してみてください。
まとめ
本記事では保険営業からの転職におすすめの業種と業界10選を紹介しました。
保険営業からの転職は、強みを活かせる他業界の営業職がおすすめです。ただし、保険業界に向いていなかったり、新しい仕事に挑戦したい場合は、未経験からでもできる他の職種への転職も検討してみるとよいです。
自身が活躍できる業界業種を知りたい場合は、ぜひhape agentの利用をおすすめします。
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この記事の監修者
hape Agent編集部
営業職特化だから選ばれる営業転職エージェント「hape Agent」の編集部です