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ミドルの転職

2024-03-28

営業への転職を考える30代の皆さま。これまでの経験を整理し、戦力になる点のアピールを!

営業への転職を考える30代の皆さま。これまでの経験を整理し、戦力になる点のアピールを!

ーー 30代から未経験で、営業職に転職する。

これは求人件数が多い営業職であっても、決して容易なことではありません。なぜなら、30代の中途採用では「即戦力」を求められるのが基本であり、未経験から挑戦できる営業職の求人数は、極端に限られてくるためです。

では、チャンスが全く無いのか・・・というと、そんなことはありません。

企業側が30代の営業職に求めるスキルや経験はある程度決まっており、企業のニーズとあなたのスキルが一致していれば、志望する企業への転職を成功させることが可能です。

たとえ、これまでに営業としての経験がなかったとしても、20代で経験し積み重ねてきたことをアピールすることで、勝機は大いにあります。そのコツを、今回の記事ではお伝えいたします。

営業未経験の30代に求められている5つのスキル

営業経験が無くても、これまでに得た“活かせるスキル”が必ずある。

30代の転職では、20代のようなポテンシャル採用はありません。素直さや将来への期待といった人間性よりも、「これまでどんな経験を積んできたのか」「どんな強みを活かせるのか」が重視されます。

 そのため、採用面接では「自分の経験が、御社のこの仕事に活かせる」という点を強調することが大事です。それは決して、営業職募集だからといって、営業経験が無くてはいけないということではありません。

営業職に必要なスキルを、あなたがこれまでの経験の中で培ってきたことを伝えるのがポイントです。営業職で求められる能力について、ご紹介します。

【1】コミュニケーション能力

営業職にとって一番必要とされる力です。相手が話している内容から”一番伝えたい情報”を受け取り、それに応えていく能力です。

ご想像がつかれるように、これは決して営業職だけで必要な能力ではありません。接客販売職や事務職、技術職など、人と接する仕事であれば、これまでに必ず必要とされてきた能力でもあるのです。

これまでにあなたが経験した仕事の中で、どんな時に人と接してきて、どのようなコミュニケーションがされてきたかを洗い出してみましょう。

【2】相手の要望に対応できる力

あなたが仕事で接するお客様のご要望にお応えするために、これまでに努力してきた経験があれば、それは大いにスキルになります。

例えば、事務職であれば、会社の”縁の下の力持ち”として、営業スタッフをサポートした経験やお客様とやりとりをした実務経験があるでしょう。その内容が困難なものであればあるほど、それは大きなアピールポイントになります。

【3】数字へのコミット力

営業職では、目標数字が掲げられることがほとんどです。自身の営業目標の達成に向けて全力になれる人なのかどうか。そんな点を、企業の採用担当者は重視します。

これまでにあなたの経験の中で、業務上の目標や掲げられた数字に対して、その達成度合いや向き合い方などを洗い出し、伝えることが大事です。

数字に対して意識の高い人を、嫌がる企業は絶対にありません。

【4】顧客課題へのアイデア企画力

顧客と一番近い距離にある営業職が、顧客の課題や悩みを一番に把握し、そこから新しい企画や新商品へのヒントを生み出していきます。

これまでに顧客の課題などを分析して、企画などを立てた経験があれば、それは大いにアピールした方が良いでしょう。マーケッターや企画職、クリエイティブ職から営業職への転身は珍しい話ではありません。

【5】チームをまとめるリーダーシップ力

これまでに店長やチームリーダーとして、部下や組織をまとめた経験があれば、営業職でもその経験は大いに発揮できます。

営業職のキャリア事例として、マネジメント職は花形のキャリアですが、営業成績が高い人が必ずしも良いマネージャーになれるとは限らず、どんな営業経験よりも、マネジメントなどの管理職経験がある方は、転職活動では重宝されます。

営業未経験の30代に求められている5つのスキル

30代から営業職に転職する前に、準備するべきこと

これまでの経験を、具体的なエピソードで語れるようにする。

先述した通り、営業職に活かせる経験・スキル・能力を洗い出し、採用担当者に「営業としての素質がある」と思わせるようなエピソードを用意しましょう。大事なのは、あなたにしか語れない具体的な話にすること。目標数字やデータなどを出して、エピソードの状況を細かく描写することが大切です。

例えば・・・元アパレル店の店長を経験された方の場合。

自分が店舗の店長を任される前は月商500万円だった店舗が、あなたが店長に就任し、新たなマネジメント施策を実施したことで、スタッフ全員(3名)の士気が高まり、お客様の購買単価がアップ。月商が800万円に上がった。その成績は全国の店舗の中でもトップクラスの成績で、社内賞をいただくことができた。自身が店長をしていたときに、離職者はゼロ(他店舗は30%の離職率)。スタッフからリーダー職への昇進を成功させた人数も社内で一番多い。

上記は一例。他にも・・・

▼美容師として接客をする中で、お客様の髪のお悩みに対する商品を提案してきた。

▼商品開発者として、消費者のニーズを追求しサービスを改善した。

▼事務職として商品の受発注業務に携わり、お客様から指名で発注をもらえるようになった。

などなど。どんな職種であっても、営業職に活かせる経験があるはずです。これまでの経験を振り返り、まとめてみましょう。

30代から営業職に転職する前に、準備するべきこと

【最後に】30代未経験からでも挑戦しやすい、営業職一例。

下記の職種は、業界的に比較的年齢の高い層を求める傾向があり、30代から未経験でも挑戦しやすいです。参考にしてください。

▼ルート営業

ルート営業はすでに取引実績のある企業に対して、フォローアップ営業やサポート業務を行う営業職です。

ルート営業は既存顧客が営業先なので、新規開拓の負担もそこまで高くなく、関係性の構築に時間を注力することができ、コミュニケーション能力の高い人であれば比較的活躍しやすい傾向にあります。

▼保険営業

保険営業は、個人や法人に対して、将来起こるかもしれないリスクに備える保険商品を販売する営業職です。

顧客の環境の変化などに応じて保険の見直しを行ったり、保険の更新を行ったりし、顧客と長期にわたってお付き合いをする仕事になるため、人間関係の構築に得意な方であれば、活躍のしがいがある仕事です。また、個人相手の保険営業であれば、年配の方を対象にした商談が多くなるため、社会人経験が長く、年齢が高ければ高いほど、相手に信用してもらいやすい傾向にあります。

 また、給与形態がインセンティブ方式になる企業が多く、成果を出したぶん収入が大きく変わるため、頑張りがいがある点も大きなポイントです。

▼不動産営業

不動産営業は土地や賃貸を個人に向けて販売する営業職。正直、離職率が高いため、求人数の数が多く、未経験の30代でも転職しやすいです。 

また、成果を上げた分だけの収入が得られる成果報酬型の給与体型であり、未経験からでも成果を上げることができれば、大きな収入を得ることができます。

未経験から営業職に転職して、キャリアアップを狙っている人や収入アップを狙っている人にはおすすめです。

まとめ

30代未経験からの営業職の挑戦で大事なことは、1つです。それは、あなた自身がこれまでに経験し積み重ねてきたことを自信持ってアピールすることに他なりません。経験してきたことは、あなたにしか経験出来なかったことでもあり、それは唯一無二で立派なスキルでもあります。採用選考では、堂々と積極的にアピールしてください。 

この記事の監修者

株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸

人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。

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