2024年07月09日
女性の営業が大勢活躍している業界とは?求人の探し方と会社選びのポイントをご紹介
営業職への転職を考えている女性の中には、「求人が多すぎてどう選べばいいか分からない」「自分に合う会社が分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。営業職はどの企業にも必要であるため圧倒的に求人数が多い仕事です。そのため、特に未経験から挑戦しようとしている方は転職先選びに迷いやすいかと思います。そこで今回は、女性が多く活躍している業界や、会社選びのポイントについてご紹介します。ぜひ転職活動の参考の一つにしてみてください。
第1章 仕事選びのポイント
営業職は、「商材」「顧客」「営業手法」の3つの観点から見分けよう。
転職サイトにはいつも膨大な数の営業求人が並んでおり、それぞれの違いがよく分からない…という方も多いと思います。営業職の種類を見分けたいときは、「商材(何を売るか)」「顧客(誰に売るか)」「営業手法(どのように売るか)」の3つの観点に注目してみてください。それぞれどのような見分け方ができるのか、以下で詳しくご説明します。
●商材(何を売るか)
営業は、扱う商材によって仕事内容や仕事の難易度が大きく変わります。たとえば扱う商品が「医薬品」の場合、医療機関に向けて医薬品の安全性や有効性などを正しく伝えることが仕事であり、専門的な医療知識が不可欠となります。また扱う商材が「ITシステム」の場合、実体のない商品の魅力を相手に分かるように伝えることが必要。そのため説明スキルやプレゼン力が重要となるでしょう。
転職先をうまく絞れないという方は、まずは「どんな商材に興味がわくか」「どんなスキル・知識を身につけたいか」という観点に注目してみてはいかがでしょうか。
●顧客(誰に売るか)
提案相手が誰なのかによっても、営業職の仕事は大きく変わってきます。たとえば保険商品や不動産、自動車ディーラーなどの営業は、提案先が「個人」となる場合が多いです。個人営業はお客様との距離が近くなるため「人が好き」「他愛ないコミュニケーションを楽しみたい」という方に向いています。
一方、広告や人材サービス、商社、工作機械、業務用食品などの営業は「法人」に対して提案を行います。法人営業は個人営業よりも動かすお金が大きく、また社長や役員などの経営層と関わることも多い仕事です。そのため「スケールの大きな仕事がしたい」「ビジネス知識を深めたい」「人脈を作りたい」といった方におすすめです。
●営業手法(どのように売るか)
営業手法には、これまで取引したことのない顧客に自らアプローチする「新規開拓営業」、HPや口コミサイトなどから問い合わせしてきた相手に対して提案を行う「反響営業」、すでに取引している顧客と継続的に取引する「ルート営業」などがあります。たとえば新規営業だと、テレアポや飛び込み営業といった積極的な行動によって顧客を獲得していきます。またルート営業については顧客を獲得する必要がない一方、既存顧客との信頼関係を続けていく必要があります。ご自身の性格やタイプを自己分析し、マッチする営業手法を探してみてください。
営業職のキャリアプランにお悩みの方は、以下記事を参考にしてみてください。
営業職のキャリアプランの回答例12選!面接で受かる答え方とは?|マジキャリ
第2章 女性が多く活躍している業界
人材、保険、化粧品などの業界や、内勤営業には女性が多め。
続いて、女性が多く活躍している業界をご紹介します。職場に女性が多いと、産休・育休や時短勤務などがスムーズに取得しやすい傾向があります。またロールモデルになるような女性がいると、今後のキャリアや女性ならではの悩みについて相談しやすかったり、昇給・昇格へのモチベーションが維持しやすかったりするでしょう。では、以下でそれぞれの業界での仕事内容について見ていきましょう。
●人材業界
人材業界には、人材不足の企業に対して求人広告の出稿を提案する「求人広告の営業」や、企業と求職者のマッチングを図る「人材紹介の営業」、企業と派遣社員を繋いで、スタッフのフォローを担う「人材派遣の営業」などの仕事があります。人材不足の企業や求職者、派遣社員などの気持ちに寄り添うことが大切な仕事で、女性が多く活躍しています。
●保険業界
個人のお客様に対して生命保険を提案する「生命保険の営業職」にも、女性が多い傾向があります。保険は、家族や自分自身の将来を考えて加入されるお客様が多いもの。そのため「将来何が起こるか不安ですよね」「お子様がまだ小さいので、この保険に加入しておくといいですよ」など、共感や寄り添いに重きをおいたコミュニケーションが必要だと言われています。また成果に応じて歩合給を支給する会社も多いため、しっかり稼ぎたい方にもおすすめです。
●化粧品業界
女性をメインターゲットとしている商材の営業職は、女性比率が高まる傾向があります。「化粧品の営業職」もそのうちの一つ。化粧品業界には、百貨店に対して自社ブランドの出店や店舗規模拡大を提案する営業、ドラッグストアやバラエティショップに向けて自社商品の提案や売り場づくりの企画提案を行う営業、美容院などのサロンへ自社商品を提案する営業、個人宅へ出向いて商品を提案する訪問販売営業など、さまざまな種類の営業職が存在します。化粧品は競争が激しく、また流行の移り変わりが早いため、深い商品知識が必要となります。
●内勤営業やカウンターセールス
業界ではありませんが、電話やオンライン会議システムで顧客とコミュニケーションをとる「内勤営業」や、自社店舗内で提案を行う「カウンターセールス」も、女性が多く活躍している営業職の一つです。客先訪問を行う必要がなく、体力的負担が軽めなのがこの2職種の特徴。また内勤営業は在宅勤務ができるケースも多く「出産や育児を経ても働きやすい」という理由から女性の人気が高まっています。
第4章 自分にマッチする会社を見つけるには?
8000件以上の営業求人が集まる「hape Agent」で、自分にピッタリな仕事を見つけよう。
女性が営業職に興味を持つ理由は「人と話すことが好き」「未経験から手に職をつけたい」「しっかり稼ぎたい」…など人によってさまざま。それによりおすすめの業界や会社も異なります。本当に自分にマッチする仕事を見つけたいという方は、自分一人で悩まず転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。
特におすすめなのが、営業職に特化したhape Agent。ご紹介できる営業求人は常時8000件以上あり、各企業に関する情報や選考のポイントも熟知している点が特徴です。また、初回ヒアリングはたっぷり60分を確保。営業職に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの悩みや疑問を深くお聞きし、最適なアドバイスを行います。
まとめ
今回は、女性が多く活躍している業界や、会社選びのポイントについてご紹介しました。hape Agentには女性のキャリアアドバイザーも多く在籍しているため、女性ならではの不安や悩みにもしっかり寄り添い、最適な提案を行います。営業経験・未経験に関わらず、気になる方はぜひ無料登録してみてください!
この記事の監修者
株式会社マシカク/コピーライター 白井秀幸
人材業界ではリクルートとエン・ジャパンを合わせると約20年経験。コピーライター/ディレクターとして、業界・職種を問わず2000社以上の採用広告制作に携わる。採用HPやムービー、スローガンなど、採用ブランディング構築の観点で企業と向き合い、様々な課題解決を行なってきた。