2024年04月30日
営業職を辞めたい人必見!よくある転職理由ややるべきこと・対処方法を徹底紹介
「営業職を辞めたいときはどうすればいい?」
「営業職を辞めて転職する際にはなんて説明すればいい?」
上記のようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
営業職とは取引先企業や顧客などに対して、自社製品の紹介や売り込みをする職種のことです。どの企業でも欠かせない職種である一方で、ノルマの厳しさやプレッシャーから退職を選ぶ方も珍しくはありません。
そこで本記事では、営業職を辞めたい人向けに、よくある転職理由ややるべきことなどを解説します。
営業職を辞めたいと思うよくある転職理由とは
営業職を辞めたいと思うよくある転職理由には、以下の5つが挙げられます。
- 営業ノルマが厳しい
- 飛び込み営業やテレアポで断られるストレスが多い
- 自社製品やサービスに魅力を感じない
- コミュニケーション面がうまくいかない
- 業務量と給料が見合ってない
ここでは、それぞれの転職理由を詳しく紹介します。
理由①営業ノルマが厳しい
営業職の転職理由の1つによく挙げられるのが、営業ノルマの厳しさです。営業職には売上目標やノルマがあり、個人のパフォーマンスの評価をする指標となります。
そして営業職はノルマが評価の対象となり、それまでの頑張りや過程は評価の対象外となることは珍しくありません。
そうなると、営業ノルマを達成できないプレッシャーや、自身の頑張りが評価されないことから、営業を辞めたいとの理由につながりやすくなります。
また、業種によっては景気の変動や時期の影響を受けやすいのも、仕事へのモチベーションが下がる理由の1つです。
理由②飛び込み営業やテレアポで断られるストレスが多い
続いての理由に、飛び込み営業やテレアポで断られるストレスが多いことが挙げられます。
そもそも、飛び込み営業やテレアポは話を聞かれずに門前払いを受けるケースがよくあります。
さらに飛び込み営業ともなれば、猛暑日や梅雨の時期などは体力的にも厳しいです。たとえ仕事であっても、毎回提案を断られたり、門前払いを受けたりするのは、精神的に大きなストレスです。
理由③自社製品やサービスに魅力を感じない
3つ目の理由に、自社製品やサービスに魅力を感じられないことが挙げられます。営業職である以上、自社製品やサービスをお客様に勧めるのは当然です。
しかし、営業担当者である自分が勧める製品を魅力的だと思わない場合は、仕事だと割り切れず仕事自体が苦痛になるケースはよくあることです。
同時に仕事へのモチベーションも下がり、結果として営業ノルマを達成できず退職を検討するパターンもあります。
企業や業種によっては代謝製品を扱うケースもあり、転職を検討せざる負えないこともあります。
理由④コミュニケーション面がうまくいかない
営業に関わらずすべての仕事に当てはまることですが、コミュニケーション面がうまく行かないのも退職理由の1つです。
特に営業職は職場の人はもちろん、お客様や得意先とのやり取りも頻繁に行います。
そしてすべてのコミュニケーションがうまくいくとは限らず、クレーム対応をしたり、トラブルに発展したりすることもあるでしょう。
うまく対応できれば問題ないものの、対応次第では人間関係がこじれてしまったり、職場の人と気まずくなったりすることもあります。
中でも人間関係の構築が苦手な人だと、小さなトラブルでもストレスが増えて、仕事自体が嫌になってしまうケースは珍しくありません。
理由⑤業務量と給料が見合ってない
最後の理由として、業務量と給料が見合っていないことが挙げられます。
営業職はインセンティブが発生することが多い職種である一方で、業績がなければ給料が低いことも珍しくありません。
つまり、仕事量と給与が比例するわけではないため、成績が出なければ給料が見合っていないとなりがちです。
しかし、基本的には顧客優先になるため、時間外労働や休日出勤を求められるケースもあります。
だからこそ、業務量と給料が見合っていないと退職を考える方が多くいます。
営業職を辞めたいと思った時にやるべきこととは
営業職を辞めたいと思ったときは、いきなり辞めるのではなく以下の対処法を実践してみましょう。
- 知識・ノウハウの活かし方を考える
- 周囲に相談する
- 辞めたいと思う要因を探る
- 要因によっては転職を考える
①知識・ノウハウの活かし方を考える
営業職で培った知識・ノウハウは、他のことに活かせる可能性があります。
特に営業職の場合は、コミュニケーション能力やスケジュール管理能力が身につきます。一見他の業種では役立たないように見えて、転職すれば違う形で役立つでしょう。
まずは、現在の仕事で培ったスキルやノウハウを紙に書き出して、自分の強みや長所を把握するのが転職のポイントです。
②周囲に相談する
続いては、周囲に相談をしましょう。転職はキャリアアップを狙ったり、可能性が広がったりと、さまざまなチャンスを秘めています。
一方で、ただ辞めたいとの気持ちだけで退職をしても、同じことを繰り返したり、転職前よりも環境が悪くなる可能性があります。
したがって、部署異動や環境の改善ができないか周囲に相談してみましょう。
③辞めたいと思う要因を探る
周囲に相談したことを踏まえて、辞めたいと思う要因を探りましょう。
営業職を辞めたいといっても、営業職ならではの悩みと、どの職場・職種であっても起こりうる悩みがあります。
前者の場合はノルマの達成が苦痛であることなどが挙げられますが、後者の場合は人間関係や社風が合わないなどが挙げられます。
転職をしたからといって、すべての悩みが解決されるわけではありません。したがって、辞めたいと思う要因を探ってから、転職を検討するのが無難です。
④要因によっては転職を考える
現在の仕事では解決できない悩みであれば、転職を考えてみましょう。転職を考える具体的な要因として挙げられるのが、以下の3つです。
- 営業の実績が給料に反映されない
- そもそもの社風が合わない
- 別の業界で働きたい
ここでは、それぞれの要因を詳しく解説します。
要因①営業の実績が給料に反映されない
営業の実績が給料に反映されないことがあります。営業はインセンティブの発生が多い一方で、割合は企業によって異なるうえ、そもそも給料に反映されないこともあります。
いくらノルマを達成しても営業の実績が給料に反映されないのであれば、違う企業の営業職へ転職を検討してみましょう。
要因②そもそもの社風が合わない
営業職といっても、企業ごとで社風は異なります。
個性を重視して意見が言える風通しのよい職場もあれば、実績重視でスピード感を持った企業など、特徴はさまざまです。
同じ営業職であっても、そもそもの社風が合わないと仕事が苦手になる可能性があります。自分にあった社風の企業へ転職を検討してみましょう。
要因③別の業界で働きたい
そもそも別の業界で働きたい場合は、転職を検討しましょう。営業職であっても医療業界や建築業界があります。
もしくは、そもそも職種自体を変えたいこともあるでしょう。その場合は、別の業界へ転職するのがおすすめです。社風や待遇を確認したうえで、転職活動を進めていきましょう。
⑤解決できるような要因であれば辞めない選択も考える
解決できるような要因であれば、辞めないことも考えましょう。得意先が苦手であれば相談次第で担当が変わったり、業務スタイルが変わったりするかもしれません。
特に社員のことをよく考えている企業であれば、何かしらの対策はしてくれるはずです。いきなり辞めるのではなく、まずは相談をしてから次の選択を考えてみましょう。
営業経験者に身に付いている辞めたい時・転職する時に役立つ3つのスキルとは
ここでは、営業経験者に身に付いている辞めたい時・転職するときに役立つ3つのスキルを紹介します。
- コミュニケーション能力
- 資料作成能力
- リサーチ能力
これから紹介するスキルを押さえて、転職時に役立てましょう。
①コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、どの職種や業種であっても必要なスキルです。
コミュニケーション能力といっても他人と話すのが得意なだけではなく、相手の要望を引き出す力、説明する力などが求められます。
社内の人とのコミュニケーションはもちろん、得意先とのコミュニケーションもスムーズであれば、需要も見込めます。
転職時は、会話をするうえでどのようなことに気をつけていたのかも説明できるとよいアピールになるでしょう。
②資料作成能力
資料を通して、自社商品やサービスをアピールするのもスキルの1つです。
資料を効率よく計画的に作成し、誰が見てもわかりやすい内容に作り上げるのはさまざまな場面で役立ちます。
事務職はもちろん、人事や経理などであっても、大きく役立つでしょう。
③リサーチ能力
ただ調べるのであれば誰でもできますが、客観的かつ事実を的確に分析した調査は簡単なことではありません。特に調査内容によっては、手こずることもあるでしょう。
限られた時間で必要な情報を調べ上げて、仕事で活かす能力はどの職種であっても貴重な存在です。
営業職を辞めたい人におすすめの未経験でもできる転職先とは
ここでは、営業職を辞めたい人におすすめの未経験でもできる転職先を紹介します。具体的な転職先は、以下の6つです。
- 一般事務|ワークライフバランスが整っている職種
- 経理|簿記やMOSを持っているならおすすめの職種
- 人事|コミュニケーションが得意なら向いている職種
- 企画・商品開発|培ったマーケティングの知識を生かせる職種
- 物流管理|物流を安定させる職種
- プログラマー|独学でも十分知識を習得できる職種
ここでは、それぞれの転職先を詳しく紹介します。
一般事務|ワークライフバランスが整っている職種
一般事務は、ワークライフバランスが整っている職種です。
さらにノルマや売上目標がないため、数字に追われることもありません。さらに繁忙期を除けば、残業時間や休日出勤は少ない傾向にあり、家族との時間を大事にできるのもうれしいポイントです。
帰宅後は趣味を楽しんだり、勉強をしたりと、自分の時間を作りやすいのも一般事務のメリットです。
経理|簿記やMOSを持っているならおすすめの職種
経理とは会社のお金を管理する職種です。日々の売上管理や給与の計算、決算書作成なども経理の仕事です。
簿記やMOSを持っているのであれば、経理は特におすすめです。役職や所属企業によっては高い年収が期待でき、キャリアアップを目指したいのであれば視野に入れてみるのもいいでしょう。
ただし、時期によっては残業が多くなることがあるため、注意が必要です。
人事|コミュニケーションが得意なら向いている職種
人事とは、企業の人材管理をする職種です。自社にマッチする人材を採用したり、人材の配置を考えたりと、会社の組織づくりに大きく関わっています。
また、労働環境の整備をしたり、評価制度の設計をしたりするのも、人事の業務です。
他人から好かれやすい、影で支えるのが得意な人、コミュニケーションが得意な人に向いている職種です。
企画・商品開発|培ったマーケティングの知識を生かせる職種
企画・商品開発は、顧客のニーズを調査して、売れる商品を企画する職種です。
世の中の動きやデータを見ながら戦略を立てるため、営業職で培ったマーケティングの知識を活かせます。論理的思考力やコミュニケーション能力に長けていれば、担当者の意図をスムーズに汲み取れるでしょう。
トレンドに敏感な人、情報収集が得意な人にもおすすめの職種です。
物流管理|物流を安定させる職種
物流管理とは、物流に関わる仕事です。顧客のニーズに応じて商品を適正な価格、量で届ける役割を担っています。
臨機応変な対応や、丁寧かつ正確性を求められる仕事です。コミュニケーションを取るのが得意な人や、体力に自信がある方におすすめの職種となっています。
営業も臨機応変な対応を求められることが多くあるため、物流管理でもそのスキルを大きく活かせるでしょう。
プログラマー|独学でも十分知識を習得できる職種
プログラマーとは、システムやソフトウェアを作る職種です。
システムやソフトウェアはさまざまな場所で必要不可欠なものであり、企業はもちろん、アプリなどでも活用されています。
プログラマーといっても、システム上のバグを発見したり、機械の制御するプログラムを作ったりと
種類はさまざまです。独学でも十分知識を取得できる資格となっており、需要の高さから将来の安定性も見込めます。
営業職を辞めて転職した人の成功事例とは
営業職を辞めて転職した人の成功事例を3つ紹介します。
【事例1】有形商材から無形商材の営業へ転職した事例
まず、有形商材の法人営業から無形商材の営業に転職した事例です。
法人営業では朝7時から夜9時まで働き詰めの毎日であり、不安を覚えたことから転職を決断しました。
ほかのエージェントでは、有形商材から無形商材への転職は難しいと言われていたものの、hape agentで入念な面接対策をしたことによって、わずか3週間弱で内定獲得をしました。
入社して100%リモートワークで働きやすいうえ、業務の調整ができて前職での悩みが解消されたとのことです。
詳しくは下記のページにてご参照ください。
関連記事:【求職者×担当CA 特別対談】有形商材から無形商材の営業へ転職。hapeの面接対策で、わずか3週間弱で内定獲得。
【事例2】畜産業界から物流ソリューション業界へと転職した事例
続いては、畜産業界から物流ソリューション業界へと転職した事例です。将来性のある業界や、企業でスキルアップをするために転職を決意したとのことです。
hape agentは転職の軸や行きたい業界、これまでの仕事内容など、さまざまな角度から質問をし、希望にあった求人を紹介させていただきました。
入社した企業は規模拡大に向けて新規開拓に励んでおり、裁量と責任が大きい環境で日々実感を得ているとのことです。
詳しくは下記のページにてご参照ください。
関連記事:【求職者×担当CA 特別対談】第一志望の企業に入社。勝因は、hape流の”詳細な面接対策”と”熱意の大きさ”。
【事例3】映像制作会社から機械器具メーカーに転職した事例
最後は、映像制作会社から機械器具メーカーに転職した事例です。
別のエージェントを使って転職したものの、わずか数週間で退職をし、hape agentとの電話面談で利用に至りました。
人の温かみを感じられる会社を紹介し、自分にフィットする大好きな職場への転職に成功しました。
実際に入社すると、人間関係の良い会社で自分にものすごくフィットしているとのことです。社会の見学や人生の考え方まで伝えることで、本人が納得する転職を実現しました。
詳しくは下記のページにてご参照ください。
関連記事:【求職者×担当CA 特別対談】転職先を見つけて終わりじゃない。hapeはその先の人生まで考え抜いてくれた。
営業職を辞めたい・転職したい人によくある質問
ここでは、営業職を辞めたい・転職したい人によくある質問を3つ紹介します。
- 営業職を辞めて幸せになれる人・辞めた方がいい人の特徴はなに?
- 営業職を辞めたい女性がするべきことはなに?
- 営業職を辞める人が多いのはなんで?
それぞれの質問に対する回答を見ていきましょう。
営業職を辞めて幸せになれる人・辞めた方がいい人の特徴はなに?
営業職を辞めて幸せになれる人・辞めた方がいい人の特徴は以下に該当する方です。
- 数字が苦手な人
- コミュニケーション能力に自信がない人
- ワークライフバランスを大事にしたい人
- 気持ちの切り替えが苦手な人
そもそも営業職にはノルマがあり、常に数字に追われている職種です。
売上達成をゲームととらえる人もいる一方で、自分のペースで仕事がしたい、数字が苦手などの方には大きなストレスとなるでしょう。
また、得意先とのやり取りが頻発したり、お客様の都合優先であることからコミュニケーション能力に自信がない人や、ワークライフバランスを大事にしたい人にもおすすめできません。
反対に主体性を持って試行錯誤しながら仕事をしたい方は、営業職に向いている可能性があります。
営業職を辞めたい女性がするべきことはなに?
営業職を辞めたい女性がするべきこととしては、転職をして働く環境を変えましょう。そもそも、営業を辞めたいと思う多くの理由には、以下のものが挙げられます。
- コミュニケーションが苦手
- 数字に追われたくない
- 商品を提案するのが苦手
- 取引先が怖い
上記に当てはまる場合は、コミュニケーションの頻度が下がるリモートワークや、業務量を自分で調整しやすいWeb業界がおすすめです。スキルが身につけば、希望する企業への転職はもちろん、独立の可能性も高まります。
営業職を辞める人が多いのはなんで?
営業職を辞める人が多い理由としては、以下の3つが挙げられます。
- ノルマの厳しさ
- 残業や休日出勤を求められる
- 新規営業では否定されることが多くストレスを感じやすい
営業は相手が欲しいと思うものを与える仕事であり、お客様優先になりがちです。
その一方で設定されたノルマを達成する必要があるにも関わらず、新規営業では否定されることもあり、精神的にも大きなストレスとなります。
ワークライフバランスを大事にしたい、プレッシャーに耐えられない方は、営業職を辞めてしまうのも珍しくありません。
まとめ
本記事では、営業職を辞めたいと思う理由を紹介しました。営業職といっても、解決できる悩みとできない悩みがあります。得意先の悩みであれば、相談次第では解消される可能性があります。
一方で、ノルマがきつい、人間関係で悩んでいるといった場合は、転職を検討してみましょう。
なお、転職活動を円滑に進めるのであれば、プロのサポートを受けるのがおすすめです。プロにサポートしてもらいたい方は、hape Agentの利用も検討してみてください。
この記事の監修者
hape Agent編集部
営業職特化だから選ばれる営業転職エージェント「hape Agent」の編集部です